頭が良くなる薬
イギリスの理論物理学者、スティーブン・ホーキング博士は生前、「スマートドラッグが人類の歴史において最大の事象になる。」と言い残した。
スマートドラッグとは太陽の光を浴びることで分泌されるセロトニン、やる気の根源であるドーパミンなどの神経伝達物質の供給量を増やし、前頭前皮質の強化、認知機能や記憶力の向上、集中力をアップさせる薬のこと。
ホーキング博士自身も生前使用しており、ここ数年でシリコンバレーのエリートたちのトレンドにもなっている。
その歴史は意外にも古く、1980年代にアメリカのビジネスマンたちの間で抗うつ剤の「プロザック」が流行したのが始まり。
このスマートドラッグを服用することで人間の脳の内に秘めた潜在能力を引き出し、未だ世に出ていないクリエイティブなアイデアを生み出し、天才的な記憶力が手に入り、ミスをすることが無くなり、36時間以上眠ることなくノンストップで作業を続けることが出来る。
スマートドラッグには多数の種類があり、本来はADHD、アルツハイマー、睡眠障害などの治療に使用する処方薬であるが、健常者が使用することによって認知機能や集中力、複雑な課題を処理する能力が向上したといった研究結果も出ている。
つまり、「脳のドーピング」のようなものである。
スポーツにおいてのドーピングは「フェアでない」いわゆる「ズル」であるため、認められないが、経済においては法を犯さない限り何も問題ない。
スマートドラッグは各国で副作用などを考慮し、規制が進んでいるが、インターネットの個人輸入で仕入れている人が多く、
「ドラッグ」と聞くと危ないイメージがあると思うが、風邪をひいて病院で処方されるのは紛れもない「ドラッグ」だ。
これは英語の話ではなく、ドラッグとメディスンに明確な違いはないと言うことだ。
ドラッグは違法薬物を連想させる単語だが、医薬品をドラッグと表現する場合もある。
そして学術誌「ネイチャー」の経営者や研究者、弁護士などのエリート1400人を対象として調査では5人に1人がスマートドラッグを使用したことがあると記載されている。
スマートドラッグはこれから更に利用者が増え、それと同時にテクノロジーも進歩していくだろう。
そして我々が勉強や仕事をしている時にコーヒーを飲むようにスマートドラッグの存在も当たり前になって来る。
そしてもう一つ、誰もが知っているドラッグがシリコンバレーでトレンドになっている。
それが、LSD
LSDとは1938年にアルバート・ホフマンによって作られた幻覚作用のあるドラッグ。
ここ最近、幻覚剤であるLSDを10分の1に薄め、微量摂取する「マイクロドーズ」が流行している。
LSDを使用した経験のある人の多くは乱用者で無くても「人生を変える貴重な経験だった」と口をそろえており、スティーブ・ジョブズやウォルト・ディズニーも過去に使用したことがあると語ったことがある。
LSDを使用することで以前の動画でも取り上げた潜在意識へアクセスし、クリエイティブなアイデアを手に入れることが出来るからであると言われている。
ジョブズは「自分はドラッグなしでは成功できなかっただろう。仕事の重要な部分はLSDなどの違法薬物のおかげだ。」
そしてウォルト・ディズニーはLSDを使用してトリップした世界で出会ったのがミッキーマウスだった。
そしてウォルトがLSDの世界を描いたのが「ふしぎの国のアリス」
「ふしぎの国のアリス」の原作はルイス・キャロルだが、それをウォルトが映像作品化させ、LSDでトリップした「ふしぎの国」を忠実に描いた。
あとがき
スマートドラッグは数年前からアメリカの学生やビジネスマンの中で流行しているが、ネットで販売されているものの中には違法成分が混入しているものがあったりと、決して信用できるものではない。
アメリカの学生の中には副作用に苦しむ若者も多いみたいだ。
そんな中、LSDのマイクロドーズはスマートドラッグよりも副作用が少ないことから新時代のトレンドになっていくだろう。
ブリブリにキマる必要はなく、微量摂取することによって脳の奥底に眠ったアイデアが少なからず出てくるのだろう。
もちろん推奨はしませんよ笑