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U Tunes Track 04:エメラ・ントゥカ

前回Track 03が南米だったので、大西洋を横断して今回はアフリカ大陸でふしぎ発見!
アフリカは10以上のUMA目撃情報があり、意外と(失礼)UMAの宝庫だったりするわけで、その中から今回は名前からしてアフリカっぽい「エメラ・ントゥカ」をピックアップ。

エメラ・ントゥカ

エメラ・ントゥンカ

アフリカの山岳や湖沼地帯でたびたび目撃される未確認生物。(主にコンゴ共和国や中央アフリカ共和国、カメルーンなどのアフリカ中部)
その見た目は 絶滅したはずの恐竜を彷彿させる特徴が数多くあるという。四足歩行で鼻先に巨大な角を持ち、全体の印象はサイによく似ている。しかし、その尻尾はワニのように長く頑丈に伸びている。
草や果実を好んで食べる草食性にもかかわらず、 性格は極めて狂暴であり、 自分の縄張りに侵入した者には誰であろうと積極的に攻撃を試みる。その対象は陸上最大の哺乳類であるゾウにさえも及ぶ。実際、エメラ・ントゥカという名前は、コンゴ共和国の原住民の言葉で 「ゾウを殺す者」 を意味する。

Fela Kuti

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写真:Wikipedia

アフリカのミュージシャンと言えば、ナイジェリア出身のマルチプレーヤーで、音楽を通してアフリカにおける反体制運動、黒人解放運動を行ったアフロビート創始者「Fela Kuti」。
アフロビート(アフリカ伝統音楽にジャズ、ソウル、ファンクを組み込んだ、彼とその仲間が作り上げた音楽)の数ある名曲の中から「Roforofo Fight」をチョイス。

小刻みなハイハットと複雑なリズム、うねるベース、ホーン隊の熱い掛け合い、Felaのエネルギーあふれるヴォーカルで熱量は最高潮に。骨太で怒涛のグルーヴ、ファンクネス、魂の叫びが感じられる一曲。

エメラ・ントゥカが住まう大陸は、大地と自然から生まれるリズムに満ち溢れている。

アフロビートなあれこれ

アフリカの音楽といっても、地域や民族によって様々で一括りには出来ないし、そもそも私自身がアフリカ音楽全般に詳しい訳ではないのが正直なところ。

一方、今回触れたアフロビートは、90年代にクラブシーンを中心に再評価され、同時にソウル、ジャズ界隈のアーティストへ大きな影響を与えていった。2000年代以降はDJによるアーシーでトライバルなリミックスが多くリリースされ、またプロデューサー、音楽集団とアフロビート後継者たちとの交流も盛んになることで多様な音楽が派生している。

ということで、ここからはアフリカ出身アーティストに限らず、自分が好きなアフロビート、及びそのエッセンスが入った曲を年代問わずご紹介していきたい。

Tony Allen / Ariya (Psychejuju Mix)

Fela Kutiのバンド「Africa 70」の名ドラマーにしてFela Kutiと共にアフロビートを産み出したレジェンド、Tony Allenのソロ作より。
オリジナルはもちろん素晴らしいが、原曲のドラム、リズムを活かしつつ、よりミニマルにドライなアレンジがお気に入り。


FELA KUTI & ROY AYERS / 2000 BLACKS GOT TO BE FREE

前述のFela KutiがKing of The VibesことRoy Ayersと共作したアルバムからこの一曲。頭のトランペットのフレーズで何かが始まる予感、そして疾走感あるリズム隊、終始ファンキーなギター、語り掛けるようなFelaのヴォーカルと対照的に軽やかなRoyのヴィブフォン。自然と体が揺れる最高な一曲。是非通して聴いてほしい!


The Bayara Citizens / Mafungo (Joe's Forest Version)

ディープハウス界の重鎮、伝説のパーティ”BODY & SOUL”のレジデントDJであるJoe Claussellによる別名義プロジェクト。
自身のルーツに流れるアフロの魂を、情熱的なサックスとスピリチュアルな世界観で表現した極上のダンスミュージック。


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