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#VRide! vol.6を振り返って

歌と笑いで癒しを届けるVsinger、未確認動物うまぴです!
というわけで、出ました!VRide!!!!!!!!!!!!!!!!

配信やらXやらでは色々と書き綴ったり話したりしていましたが、改めてここに残しておこうと思います。かなり長くなると思いますがご了承ください!

(バナー写真:いとぅー様)


◆VRide!って何?

「全てのバーチャルアーティストが平等に輝ける”ステージ”を!」のコンセプトの元、VRアイドル「えのぐ」がプロデュースする定期対バンライブイベント
毎月公式サイトで開かれるフォームには、3Dモデル / Live2D / 一枚絵など、どんな外見でも応募することができる。外見ではなく「歌唱力」「パフォーマンス力」「トークカ」などの「中身」で評価される、リアルなバーチャルライブイベントのスタンダードを目指すイベント。
◆VRide! 公式サイト◆
◆VRide! vol.6アーカイブ◆

◆TIFの話

遡ること約3年。2020年11月のデビューから、およそ半年後。
TOKYO IDOL FESTIVAL、通称TIFの配信限定ステージ「バーチャルTIF2021」に出演させていただきました。
それが私にとって初めてのライブであり、初めてのフルトラ出演でした。

出演メンバーには既に活躍されていた「えのぐ」の皆さんの名前もあり、その時に初めて、2019年のTIF(バーチャルTIFがない頃)にも出演されていたと知って、それはそれは衝撃を受けました

いやね、本当にとんでもないんですよ。

まず、TIFというのはですね!
アイドル好きなら知らない人はいない、世界最大級のアイドルの祭典
名だたる大手アイドルはもちろん、全国各地からしのぎを削って選ばれたアイドル達が一堂に会する夢のような特大フェス!
その動員数は8万人超!!!!!!

そんなステージに出るって、もう!!!!!!!!!!!

想像を絶するような「アウェー」なんですよ。


バーチャルTIFは配信限定ですが、お台場のリアルステージは複数のステージで同時進行で行われる有観客ライブ。さらにはフェスという特性もあり、大半は日頃から色々なアイドルを見ている、いわば目の肥えたファン達なわけです。

特に、地下アイドル現場は事務所の垣根を超えた対バンライブが多く存在している上、毎月のように遠征をこなすアイドルもザラ。TIFクラスの面々ともなると、地方のアイドルでさえファンの間では名の知れたユニットがほとんどです。
現に私がいちアイドルオタクだった当時も、半数以上は聞いた事があるユニットでした。

でも当然、それはリアルアイドルに限った話です。

客席のほぼ全員が自分たちを知らないどころか「なんで二次元が?」「どうせイロモノ枠でしょ」そんな目を向けられるかもしれない。
そんな場所でライブをやり遂げるのがどれだけ凄いことか。
それどころか、2021年以降も毎年出演し続け、2023年にはついに「ファン投票」で決する「メインステージ」の出演権を勝ち取ってるんです。


もうさぁ!!!!!!!!!

えのぐも、そしてえのぐみ(ファンの通称)も!!!!

かっこよすぎると思いませんか!?!?!

わかりますかこの興奮が!?!?!?!?!?!?!?!?

……失礼、取り乱しました。


◆UMAIF2022

そんな快進撃が待っているとはまだ知らない、2022年。
一方私は、半ばネタ企画としてUMA IDOL FESTIVAL、通称UMAIF2022という配信を行いました。

まだライブでの声出しが自粛されていた時期だったので「家でなら声出しても良いよね!?VTuber曲でコールしたい!!そうだ、Vアイドルライブやろう!!」というところから始まった、完全な私利私欲のネタ企画でした。

内容は、あらかじめ出演者の方々のオリジナル曲にファンと一緒に考えたコールや口上を作成・配布し、ご本人の歌唱に合わせて他の出演者とコメント欄でコールを入れて大はしゃぎするというもの。

ネタのつもりで始めたのに、いざ配信をしたら、声出しが出来た頃のライブを思い出して泣きました。笑 それに、企画への反響も想像以上で驚いたのを覚えています。

始まりこそネタ企画でしたが、

観客と演者がぶつかり合って生まれる熱量が人の心を動かすんだ。
これなら次元の壁も越えられる。
リアルライブでやりたい。
もっと生で感じてほしい。

そんな思いも高じて、リアルライブでUMAIF2023を開催することになりました。


◆バーチャルアイドルの強み

それから時が経ち、UMAIF2023の準備を進めていた、2023年3月。
「バーチャルアイドルの強みって何だと思いますか?」
そんなお話をえのぐの皆さんがされているツイートが目に入りました。

私には、わかりませんでした。

自分のリスナーの方々にも聞いてみたけれど
バーチャルならではの演出」「外見が劣化しない」「場所を問わない」etc...
そのどれもがピンときませんでした。

たしかにどれも強みだけれど、私がアイドルに求めていたのはそうじゃなかった。

質素なステージさえ気にならないようなパフォーマンスが好き。
年を重ねるにつれて違う魅力に変わっていくのが好き。
全国各地を追いかける中で出会う風景やお店も含めて遠征が好き。
マイクを握る強さ、客席に配る目線、些細な表情の変化、コロコロ変わる髪型。

リアルアイドルにあって、バーチャルアイドルにないものは沢山ある。
でも、その逆は、何一つ浮かびませんでした

たしかにバーチャルアイドルが好き。広まってほしい。
でも、リアルアイドルしか知らない人にバーチャルアイドルの魅力を伝えるには?
バーチャルアイドルが誰でも知っている当たり前の存在になる」には?

UMAIFの開催が近づいていく数か月の間、何度もぐるぐる考えていました。

そんな中、他のVTuberさんと話している中で、こんな話を聞く機会がありました。
身体が弱くてアイドルを諦めていたけど、バーチャルならなれるかもって希望になった
アトピーを持っていてどの事務所も採用されなかったけど、バーチャルなら諦めなくていいと思った

それまでファン目線でどうこうとしか考えていなかった私には目から鱗でした。
バーチャルアイドルが、アイドルとして活躍すること
それ自体が「希望」になる。それだけでもう「強み」なんだって。

じゃあ、この大好きな文化がこれから先も続いていくために、私に何ができるんだろう。

バーチャルアイドルを盛り上げるのは、えのぐをはじめ、最前線の方々がもうやってる。
それなら私はバーチャルアイドルのファンを盛り上げたい。

コールを通じて客席とステージが次元を超えてひとつになる楽しさをバーチャルのファンの方々に体験してもらうことで「バーチャル×アイドル文化」がもっと広まれば……!

そんな気持ちで #UMAIF2023 の当日を迎えました。
(UMAIFは大成功でしたが、その話は割愛します)

◆VRide!に出たかった話

UMAIFから数か月後、えのぐとえのぐみの皆さんが見事メインステージの出演権を勝ち取ったTIF2023が迫る7月。
VRide! vol.1」が開催されました。

全てのバーチャルアーティストが平等に輝ける”ステージ”を!
のコンセプトの元で開催されるえのぐプロデュースのライブ。

そんなんもう……

出たいに決まってるじゃん!!!!!

しかし、ありがたい事にたくさんのライブに出演させていただける機会に恵まれたことでスケジュールがかみ合わず、応募すらする機会のないまま気付けば2023年末。

UMAIFでご一緒した猫目石ネモちゃん、夕月ティアさん、音沼ロノエさん、小純マアメさん、その他にもこれまでご一緒させていただいた色々な方々のVRide!ステージを見ては「ううう……最高だったぁ……」と泣きながら見る日々を過ごしました。笑

2024年は絶対に出る!
出たいとかじゃなくて、出る!!
それまではライブ公募にも一切応募しない!
出られるまで毎月手を変え品を変え「コイツしつこいな!仕方ないから呼ぶか…」ってなるまで応募してやるんだー!!!!!(迷惑)

という気持ちでvol.6に応募しました。笑


◆VRide!当日の話

そんなこんなで出演が決まったvol.6。
ホープ枠(10分)かと思っていたので、本枠(20分)で呼んでいただけて本当に嬉しかったです。
出演決定の報にも、ファンの方から「俺の夢が叶った」「いつか出ると思ってた」「おめでとう」と沢山声をかけていただけて嬉しかったし、VTuberのお友達からもお祝いの連絡だったり出番直前の激励の連絡をもらえて、改めて本当に恵まれているなって感じました。

が、肝心の出番は

あんまり覚えてません!!!!

いやね……客席の景色とか……配信のコメントは覚えてるの……。
でも自分のMCとか歌とかは……全然覚えてなくてぇ……。
気付いたら終わっててぇ……。
でもめっちゃ楽しかった事だけは確かでぇ……うぅ……。

大体自分の出たライブとかはすぐ見返すんですけど、VRide!はあまりにも記憶になさすぎて、怖くてちょっと時間置きました。笑
コールとか口上とか歌とか、一緒に楽しんでくれて本当に嬉しかった。
というか、今も嬉しい。です。
客席のほとんどは私が目当てなわけじゃないのに、会場一体になってライブを楽しんでくださって…。

出演する前からいろんな方に「ほんとに温かいライブだよ」「すごい良いライブだよ」って話を聞いていたんですが、本当にそうでした。
感謝の言葉は最後にまとめます。


◆セトリの話

絶対歌いたーい!という曲が4曲で持ち時間的にもちょうどよかったので、セトリは即決でした!

----1曲目「うまぴのうた(仮)」----

事前にコール練習配信もしていたコール曲!
えのぐみの方々が「気を付けないと天下統一しそうになるw」って言ってたのを「うんうんわかる…!私の出番でも気にせずえのぐ愛を叫んで良いですからね…!」と思いながら聞いてました。笑

結果、尺の都合で「天下統一してもいいよ!」としか言えず、えのぐのコールを勝手に許可するという不敬を働きましたが!!
ああ……おろか……違うんです…………。
※天下統一:ガチ恋口上をベースにした「ビリパリッ!!!」でのえのぐ口上の一部。

あ、あと!出番中びっくりしたんだけど!
コール表見ないで叫んでる人がまぁまぁいた……!
この曲のコール難易度高いのにすごい……!熟練……!

----2曲目「自由のホシ」----

TIFの時にも歌った一曲。私はこんな気持ちで活動していくんだって決意をこめて、デビュー2日目に依頼して、今でも活動の軸になってる曲です。
自己紹介っぽさで言うとうまぴのうた(仮)なんだけど、私の中での真の自己紹介曲はこれ!

で!そう!これさぁ!
全曲そうなんですけど、照明凄くないですか!?!?
スモークもあってぇ!!
最初は緑と青の照明で、そこからふわぁって白い光が浮かび上がるの!!
もう……もう……

宇宙!!!!!!!(?)

ここッ!!ってところで切り替わるのとか、すごくて……。
事前に曲を聴いて色々調整して照明演出してくださったんだなぁってすごく嬉しかった……。

----3曲目「Psyllium」----

これまでに見た中で一番広い、一面のサイリウム。
綺麗だった……。
曲振りした瞬間に「パキパキ……」って客席に響く感じがもう!
何回聴いても好きな音……

お葬式で出棺する時にはこの音を流してほしい。

あと、最前で間違えてUO折ってた方がいて、心の中で「わーwwあるあるww」って笑いました。笑

この曲は1年前、まだライブにほとんど出られなかった頃に、客席に広がるサイリウムを想って歌詞を書いた曲でした。
あれから何回もライブで歌って、その度にその景色を目に焼きつけています。
この曲を歌うたびに違う景色があって、そのどれもが大好きです。

ふと客席を観たら最後尾の、本当に最後尾の方まで緑のペンライトを振ってくださっていて。
ペンライトやサイリウムのない方も、手を振ってくれてたのちゃんと見えて。
配信を観たら一面のキュウリ…もといサイリウムが流れていて。

ああ、この一人一人が今一緒にライブを作ってくれてるんだ……。
ずっと憧れてたえのぐと同じステージに立ってるんだ……。
どれだけの人たちのおかげでこの景色が見られているんだろう……。

走馬灯のように3年間を振り返り、関わったすべての方の先祖代々アダムとイブまで遡って感謝の意に溢れた結果。

間奏MCで泣きました。笑

その時の脳内は
「バレてないバレてないいけるいけるいける!!」
「落ちサビは元々感情的に歌うとこだからノーカンノーカン!!」
「いけいけいけラスサビ頑張れ取り戻せGOGOGOGO!!!!!!」
でした。

普通にバレてました。


----4曲目「New Dimension Call」----

この曲はUMAIF2023のテーマソング!
ファンの方々からバーチャル文化や推しへの熱い言葉を募集し、それを元にSUNPOWROCKさんに作詞作曲していただいた楽曲です。

「僕の声が 君の声が
ぶつかり混ざり合う無限のLIVEだ
本気の数だけ輝くから」

もう、これです!!!!
~完~

というのはさすがにアレなので……。
まずはもう、最高に楽しかったです!!
これは元々UMAIF2023の出演者6人で歌った曲なので、掛け合い部分などには全員の声が乗っています。
つまりもう!6人で出たと言っても過言ではない!

いや……それは過言か。

あ!あと!もう1不敬ポイント!!!!
バーチャルアイドルも私も、まだまだこんなところで終われないですよねぇ!
のやつ!!
きっと分かっていただけているとは思いますが念のため……。決してVRide!や渋谷GRITを"こんなところ"扱いしているのではなく「これから先もこの輪を広げていきたいですよね」の意ですからね……。
ああ……おろか……違うんです……。

とにかく、反省やらなにやらもありつつ、とっても幸せな時間を過ごしたのでした。


◆VRide!を振り返って

そんなわけで改めて、本当に素敵なライブでした。
まず私の振り返り配信ではたくさんの熱いメッセージをいただけて、改めてとっても嬉しかったです!ありがとう!

さらにはえのぐ配信でも、すごく丁寧に振り返ってくださって……。

最高にかっこいいと思っている人達から「かっこいい」って言われたのは、なんだかくすぐったかった……!
でも、あんずさんが全部良い曲って言ってくださった時は、「そうなんです!全部良い曲なんです!」ってすごく誇らしかったです!

ただ、環さんの「ご飯行きません!?」はさすがに想像の外すぎて、なんてリアクションするのが正解なのか、頭がフリーズしました。笑

それと!そう!
振り返り配信の度に驚いているんですが、本当に信じられないくらい出演者の一人一人をしっかり見てくださっていて……!

ライブ本編はもちろん、日頃の活動、リハーサルの様子、各々のTwitterや振り返り配信まで。
忙しい中でそうして出演者の一人一人や、それぞれのファンの方々まで大切にしてくださっているのが本当に嬉しかったし、素敵だなって改めて感じました。

というか、えのぐのお三方はもちろんスタッフの方々も含めて、そもそもこちらが「出させていただいている」という気持ちなのに、胡坐をかくどころかこちらを超えるくらいに「出てくださっている」という姿勢で向き合ってくださるの何なんですか!?!?!?!?!?!

感謝してるのはこっちの方なんですが!!!!!!!!!!!!!

またえのぐの皆さんとご一緒したいのはもちろん、また「VRide!」に出たいなって心から思いました。

それに、他の出演者の方々も!
各感想を書き始めると終わらなくなるので割愛しますが、最初から最後まで本番も振り返り配信も見ていたし、どのステージも素敵でした!!

涙腺よわよわなので、何回も泣きました。笑

あぁ、この場所でこのライブが見られたのは、それぞれのファンの人たちが今日この日までこの人達を応援してきてくれたからなんだぁ……ありがとう人類……ウッウッ……

ってなってた。笑

そして最後に改めて、いつも言ってるし思ってるけど……改めて。

研究員のきみ。本当にありがとう。
あなたのおかげで今日まで活動を続けられて、最高の景色を見せてもらえて、本当に幸せです。現地や配信にいてくれた方はもちろん、そうじゃなくても。

これを読んでくれているあなたに言っています。

本当に本当に、ありがとう。
大好きです。

あなたの毎日に1秒でも笑顔が増やせますように。

以上、長々とお付き合いありがとうございました!
これからもよろしくね!


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