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とある一口馬主としてのあれこれ I


これは何?

この記事はバヌーシーというサービスを利用して一口馬主を始めた著者の備忘録的ななにかです。
twitterで思うままツイートしていたけどぽちぽちが面倒になってきたのでまとめて吐き出すことにしました。出資馬に関して思っていること、シーズン毎の総括が主な内容になると思います。

本記事は2023年6月末までの内容を記載しています。

2020/08

始動

馬主へのあこがれ、そしてコロナ禍初期に政府から給付された10万円があったのだった・・・。

初期出資馬とその状況

ディープインパクト産駒がいたら出資したかったが時既に遅し。結果を言えば限られた選択肢と予算の中で良い選択ができたと思う。

アバンチュリエ

もうひとつ勝ってくれれば・・・というところで気性難によりセン馬となって停滞中。セン馬になったから走るようになったとかそういう期待は禁物と思ってる。賭けの要素は大きい。

ヴェールアンレーヴ

東京+戸崎圭太Jは個人的に安心要素。最後の直線で前が開くのを待つスタイルなのは鞍上の問題というよりは馬に避けて進むだけの脚がないからだと思う。
育成厩舎の評価は大きかったと記憶しているが現状は物足りない成績。
とはいえ出資額は回収できそうなのがなんとも・・・。
良い子。

バックスクリーン

既に獲得賞金がセリの価格を上回っている。現在リハビリ中だがもう少し走ってくれそうで期待している。
セン馬の最有力候補だったのに謎回避できた奴。

追加出資馬 2020

サイレントブラック

ファンド解散。
晩成すぎて未勝利のままリリースされた。
地方でそこそこ走れているようなので一旦は良かった。

ニコニコルンルン

2023/05/23デビュー。なんとか1勝してほしい。時間があれば変わり身が期待できそうな気配。仮に未勝利で終わったとしてファンド解散となるかどうかがよくわからんところ。


バヌーシーについて

バヌーシーとは

唐突だがここでバヌーシーという組織について説明する。
いわゆるクラブ法人というやつ。馬主資格を持つ運営が競走馬をタネにファンドを組んで資金やら会費を募って運営するタイプ。

出資者のことを一般的には一口馬主などと呼ばれているが実際にはファンドの出資者でしかなく、ほんのひとかけらも馬主ではない。
本来の馬主が高い高いしてくれるだけ。身の程を知ろう!

以前は「馬主体験を!」みたいなあおり文があった気がするのだが、今確認すると「愛馬の応援体験」に変わっている。偉そうに馬主ヅラするのが多くて鬱陶しくなったのだろうか?

良いところ

  • 毎週のように動画配信がある。歩様、調教、厩舎スタッフによるコメントが主な内容。他のクラブを知らないがコンテンツの質は業界トップクラスな気配がある。欲を言えばまだ足りない。他を圧倒するほどに充実させてほしい。

  • 出資馬でない馬に関するコンテンツも会員であれば出資者同様に閲覧可能。

  • オンラインで完結するので入会しやすいと思う。※書類を取り寄せとか郵送とかうんざりする派の意見です。

  • 扱っている頭数の割に数字が出ている感がある。オークションなどでは結構な相馬眼ある人がサポートしているんじゃないかと思ってる。

  • 白毛に出資できた。これに関しては今後も、いずこかのクラブでもチャンスはあると思う。むしろ金子真人さんありがとう。

  • 馬が走らなくても露骨にお肉として出荷されることはない。これは競馬界全体がオブラートに包んでいる部分でもあるのでバヌーシー運営が特別な配慮を行っているわけではないのかも知れない。

悪いところ

  • 必ずではないが土日にサイトのメンテがある。DMM社の証券系の仕組みを借りているようなのでお手軽でその分不都合もあるというのは理解しているし納得もしている。だからといって満足しているわけではない。

  • 一頭の出資額や配当などの詳細を知りたい。または年代別で、、、等の掘り下げて知る仕組みがない。とはいえ全出資馬総出資額などのサマリーはあるので人によっては十分なのかも知れない。

  • 募集口数多すぎ。2000口がデフォで4口まで出資可能。だが高額馬は4000口になったりする。単純計算で馬が1億円稼いでも25000円・・・萎える。リーズナブルは所有感もそれなり。

  • 活躍している半兄を兄とまるめたりとか、その場限りの薄っぺらい盛り方をする。萎える。若干改善の兆しあり。

  • 馬の悪い癖や後に判明した病気や弱い部分など目立たない都合の悪いことは言わない。だが他のクラブが正直者の集団とも思ってはいない。

  • 養老牧場めいた場所があるのかないのかよくわからない。あってほしいと思う。

  • 現時点では自家生産馬相当の馬が少ない。セレクトセールによる獲得が主流なのでお値段ちょい高め。

  • 映像中継苦手っぽい。特別な日にしかやらない、そしてしくじってる。経験積んでもらうしかないのかな。ブリーダーズカップのZOOM中継はかなり酷かった。DMMに制作部門があるっぽいけど助力得られないのかな?

出資馬 2021

一口沼に沈む。初期10万円どころではない。出資額が+60万くらいになってしまった。

グランベルナデット

現状唯一オープン勝ちした馬。
リバティに届かないとしてもオークス断念が無念すぎる。
腸炎だそうだが、神経/細菌のどちらかなのは不明。この辺の曖昧さはかなり不満が募る。

募集当初は背後から見た写真だとX脚で気になっていたが、さして時が立たずに気にすることもなくなった。

ミスティックロア

将来を大いに期待されている奴。
ではあるが、何もかもプラン通りにいくとは思えないので獲れるタイトルは獲ってほしい気持ちが強い。
賞金が足りないと夢は見れても出走できないわけで、、、。

ヴァンビスタ

気性と蹄に問題を抱える期待馬。
とりあえず全力で目先の一勝を掴み取ってくれと願わずにいられない。
ばぬ運営サイドから蹄の話が出てこなかったのが大きな不満。

シャンドゥレール

セン馬を一旦回避して調教でおとなしくした気配あり。その分だけ性格が捻くれてしまったかもしれない奴。
まるまる一年出走しないならその間に・・・でも良かった気がする。とはいえ大分早期の提案だったので期待値的に仕方のない面はある。

エンプレスペイ

販促動画の煽り方が気に入らなかったが厩舎に期待するところもあって出資。お値段高め。成長の余地がないと回収金額的に厳しいのが現状。
成長曲線的なものが下降すると転厩になる気がする。

ロベリア

ファンド解散。
調教師厩舎?に移動となると汗をかかなくなるらしい?レース後に熱中症でぶっ倒れて引退。もはや他にどうしようもない感じ。

インサラー

かわいそうなので引退させてあげてみたいなおためごかしがぽこぽこ沸いちゃう系健康問題児。
コンディションの悪い馬が乗馬馬になれるとも思えず。となれば・・・。
時期も時期だし中央は難しいだろうが地方で何度か走るチャンスくらいはあってほしい。

クルチェット

晩成すぎてやばい奴。地方から返り咲きしてくれると良いけど、どうなることか。

出資馬2022

2021産駒の該当馬なし。
4000口に萎えてたら募集が終わってた。
おかげで沈んだ沼から浮かびあがった気分ではある。

出資馬 2023

ウアラネージュの2022

かつてはゲームの中でしか存在しなかった白毛馬。走るかどうか未知数だけどロマンで出資。牝馬なので将来も比較的安心。

エスジーアンクルの2022

結果が出なかったとはいえ父は素質馬なのでワンチャンあるかも知れないと思い出資。もう少し成長を待ってからでも良かったなと思ってる。

出資馬の成績 2023/06

月々の支出

出資馬達がコンスタントに賞金を咥えて帰ってきてくれるので、なんだかんだでここ数ヶ月は月々の支払いのための追加の入金というものは行わずに済んでいる。自転車操業ではあるが。

結果

現役引退含む4,3歳13頭。たぶん26口。
出資総額およそ70万円。
ぱっと見成績良さげだがオープン勝利1回で回収率30パー程度(出資総額のみで見た場合)

月の支出、年1回の保険料、記念品売却金、年次配当・・・等々のお金が出たり入ったりするのだがサイトではそこまで確認できるわけではないので正確な回収金額は不明だったりする。メールで記録は残るので確認はできるのだがめんどい。なのであくまで目安です。

今後の見通し

大きいところを勝てそうなのが控えていることと、口数の8割は3歳世代なので来期の成績が横ばいだとしても回収額は跳ね上がるかも知れない。


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