アトピー女子の人体実験 照射2回目編
先週、エキシマ治療デビューをしたわたしですが、さっそく二回目照射の日がやってきました。
ここまでの経過を少し振り返ります。
まず照射+投薬1日目。よくなっている!通院前の状態を100とすると、85ぐらいになってます。まあ、軟膏なかった状態だからそりゃそうだろう(笑)
軟膏はステロイド剤に保湿剤を混ぜているので、アトピー人間におなじみの、金属チューブのリンデロンやデルモベードではなかったです。
2日目以降は初日ほど劇的ではないですがゆるやかによくなるかんじです。アレですね、ダイエットはじめて一ヶ月後はわりと効果を感じやすいけど、二ヶ月目あたりからの停滞期をイメージしてもらえれば(笑)
ですが一週間で発疹の量が4分の1ぐらいに、ようやく人間に戻った心地です。
それではいざ照射!
今日の技師さんは違う方でした。
…スムーズっ!!!
いや、まぁ発疹出てる量がだいぶ違うとかはありますけど…それでもスムーズでした。腕、脚、ついでに前回やってもらわなかった首もやってもらい、トータル15分ぐらいでしょうか?(前回の技師さんベテラン感あったんだけどな…まぁ…もにゃもにゃ)
今回はじめて気づいたのですが、照射面には2種類の取り付けフードがあり、付け替えて照射範囲に対応するようです。
あと、照射強度。症状によって強さを変えています。医師が最初症状を確認し、強さを決めます。…ええと、担当医師さん、最初「どうですかー?」とでできましたが、症状一瞥して強度を技師さんに伝えて、別診察室行きましたよね…秒で(笑)まぁ処置がメインなんでそんなもんなのでしょうが。
照射されている間は、前回の決意通り質問タイムです。ただし、あまりウザがられるのもアレなので、2つぐらいで。次回もあるだろうし。
先に書きましたが、「首って照射できるんですか?」からの流れで顔の照射可否を聞きました。曰くまぶた以外は可能とのこと。保護メガネではなく、ゴーグルになるそうです。ふむふむ。…うーん、でも顔のアトピー経験された方、まぶたがいちばん気になりませんか??(顔のアトピーもなったことがあるので、これについては別途)
そんなこんなで照射終了。次回の予約をします。技師さんの「おつかれさまでした」にかぶせる形でさらに質問。
わたし(以下、わ)「これって症状出てるところに照射しますけど、症状が出なくなったらどうなるんですか?」
技師さん(以下、技)「様子を見ながら照射だったり薬を変えたりしますね」
なるほど。さらに今まであたためていた?仮説をぶつけてみます。
わ:「これってあくまでも症状を改善するためのものであって、出にくくなるとかのためのものではないですよね?」
技:「医師に確認してみますね」
技:(戻ってくる)「出にくくなる、という効果もあるみたいなので、ちょっと大変かもしれませんけど続けていただけたら…」
聞きたかったことを質問できてスッキリと同時に、もやっとしました。わたしは治療前-開始直後以下のような仮説を立てていたからです。
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症状の出ているところ(のみ)に照射
↓
症状の改善
症状が出にくくなるというわけではない←抑制効果も期待できるなら、症状が出ているところ以外にも照射するはず
→症状に日々苦しめられてる患者さんであれば、薬とダブルで治療すれば症状改善でQOLがグッとあがる
反対にわたしみたいなたまにひどくなるだけで、日常生活を送れる人間だと投薬のみのほうがコスパがよいのでは?(でもやってみてるけど、笑)
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謎は謎のまま残るのですが、そんな思索をぐるぐるめぐらせることで、ネットで情報を拾おうとしていたとき、なぜあまり情報が得られないと感じたのかが少しずつ分かった気がします。
1).患者の治療ジャーニー(どんなプロセスを経てどんなタイミングで治療が完了となるのか)がイメージしづらい
2).症状の改善のみor症状改善+抑制効果(根治に近いかたちの)なのかがわからない
2)について、医師が「出にくくなる効果がある」と言っていたのは以下の意味なのでは、と推測します。
アトピー=バリア機能の低下に刺激が加わり炎症→(エキシマなどで)炎症が治まった状態が長くなる→バリア機能が回復→出にくくなる
なので体質改善的な意味合いで「出にくく」なるわけではない、ということが考えられます。
そこがやはり拾い集めた情報だけだと、治療の性質みたいなものが見えてこず、エキシマ治療のゴールがどこなのかがわからない、よって治療ジャーニーがわからない( 1).の状態)→エキシマ治療に踏み切る決定打がない…というのがわたしがエキシマ治療をはじめる前にモヤモヤとしていたことです。…結局「自分が実験台になってやろう!」というナゾのモチベーションと、自分の症状の悪化と、治療器採用皮膚科の近さ…という諸々の条件が重なりエキシマ治療をはじめることになるのですが(笑)
…長くなった上に、まとまりがなく、読みづらくて申し訳ありません。いろいろ書きすすめるうちに別エントリーで書こうと思っていた治療のきっかけにも触れることになってしまいました。
症状は軽くなっているので、今回ここに書いているような疑問が今後治療を通して少しずつでもわかってきたらいいなぁと考えております。
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