ああ、声優②

こんにちは。ゆりりうすです。 梅雨です。しかも今年はしっかり目の梅雨。ムシムシ、ジメジメして嫌だけど、これがあるから日本人のお肌はいつもシットリしている、と思って頑張って乗りきりましょう。 さて、前回からずいぶん日にちが経ってしまいました。なぜならですね、前回の1回目の声優編はほとんど調べず、自分の記憶でいけたのですが、この2回目は相当リサーチがいりました。 皆さま、メチャクチャお仕事をしていらっしゃる! 山寺宏一さんから始めたものの、いや、待って山ちゃん、いっぱいお仕事しているよ!し過ぎだよ!ってくらい沢山のアニメ有名どころの名前が出ました。 ということで山寺宏一さんからスタートです。家の子達は山寺さんというと「おはスタ」がまず浮かぶ世代。長年「おはスタ」でメインキャスターをされてましたもんね。次の花江夏樹さんからは(この方もすごいのですが)、なぜか見なくなりました。ごめんなさい、花江さん。 その山寺宏一さんのアニメ等の出演作の多さよ。驚きです。 まず「それいけ!アンパンマン」(正式名はこれでした)では、チーズ、カバオくん、ジャムおじさん(2代目)、かまめしどん。 「ポケモン」の映画だと、エンドロールで山ちゃんがやっているポケモンがダーっといっぱい流れて、どのポケモンやら分からないくらいです。しょこたんも常連!あるいは、アンパンマンの映画版もそうかな? それから「まじめにふまじめかいけつゾロリ」のゾロリ。「スティッチ」のスティッチ。ドナルドダック。この辺は山ちゃんじゃなきゃ出せない声です。ディズニー繋がりなら「アラジンと魔法のランプ」でジーニーをやって美声を聞かせてくれました。 「らんま1/2」の響良牙。あのメチャメチャ方向音痴の人です。その変身後のブタのPちゃんももちろん彼です。 「カウボーイビバップ」の主人公スパイクと犬のスピーゲル。こんな組み合わせ出来るのも山ちゃんならではです。最近、交代で「ルパン三世」の銭形警部。で、実はジブリも出ていた。ジブリは後でやりますが「魔女の宅急便」のおソノさんの亭主も山寺さんなんです。知っていました? それから、これはアニメじゃないけど「フルハウス」って海外ドラマがありましたよね。その中で、コメディアンのジョーイをやっているのも山ちゃん。D.J.を坂本千夏さん、ダニー(この間亡くなって悲しかった)を大塚芳忠さん、ステファニーを大谷育江さん。ステフの大谷さんの声はゲーム「ぼくの夏休み」で兄弟の弟をやっていたといえばお分かりで? 私が「フルハウス」のジョーイの話で好きなのは、ダニーの3番目の娘のミシェルとジェシーおじさんがとっても仲良しなんです。でもジェシーおじさんは結婚したので1ヶ月、部屋にミシェルが入ってくるのを禁止した話です。ミシェルが忙しく書類の計算をしているジョーイの所に行って「いったい、ジェシーおいたんは1ヶ月も何をしているの?」ってジョーイに聞いたら、ジョーイは「さあね、税金の計算でもしているんじゃない?」と答えるのです。笑いました。ジョーイはそれをやっている最中だったんですね。そして今、身に積まされています。 次はNHk「いないいないばあ」で、いつも元気なワンワンをやっているチョーさんです。チョーさんはその他に「ONE PIECE」のブルック、「それいけ!アンパンマン」も。いや、ほとんどの声優さんがアンパンマンのアニメ化以降、これに携わっています。それから、これは知っている人少ないかも、で「ママはぽよぽよザウルスがお好き」のお父さんもチョーさんで、実はこの時はまだチョーさんの名前ではなく、長島茂さん名義で出ていました。 この間、病気のため「ニャンちゅうワールド放送局」のニャンちゅう役を降板された津久井教生さんも独特な声をしていました。余談ですが、このニャンちゅうにブレイク前の星野源さんがネズミの帽子を被って、つまらなそうにギターを弾いていたのが印象的でした。下積み時代ってやつですね。で、もちろんアンパンマンにも出ていました。(津久井さんがですよ) 林原めぐみさんも素晴らしい。「新世紀エヴァンゲリオン」の綾波レイ。「ポケモン」のムサシ。「らんま1/2」の女の子のらんま。そしてアンパンマン。 エヴァンゲリオンといえば、碇シンジのお父さんの碇ゲンドウ役をやったのは立木文彦さんで、「銀魂」で長谷川さんをやっています。いつぞや「銀魂」の中で長谷川さんが碇ゲンドウそっくりのポーズをやったのですぐ分かりました。 では「銀河英雄伝説」はご存じですか?これは今でも見ることが出来ますが、主役のラインハルトを初代が堀川亮さん。2代目が宮野真守さん(宮野さん[マモ]は3回目で詳しく)。家の旦那は初代が好きで、よくラインハルトの口ぐせ「ほう」を言っています。その堀川亮さんは「ドラゴンボール」ではベジータをやっています。全然声が違うわ! そして、声優界には「大塚さん」が3人いらして、さっき「フルハウス」で紹介した大塚芳忠さん。それと大塚周夫さん。最後に大塚明夫さん。大塚芳忠さんは、私は最近よく報道番組で声を聞かせてもらっています。もちろん、他にも代表作が沢山ありますけど。 大塚周夫さんは2015年に亡くなりましたが、初代ねずみ男の声。そして初代石川五ェ門の声をされていました。 大塚明夫さんは、大塚周夫さんの息子さんで、代表作が「ブラックジャック」のブラックジャック。「ぼくのヒーローアカデミア」のオール·フォー·ワン。そして2代目の次元大介です。いやぁ、親子で「ルパン三世」に関わった珍しいパターンです。 今年、新しい「うる星やつら」がアニメ化され、豪華声優陣が発表されましたが、作者の高橋留美子先生がこっちの方がお好きでもどうしても、私世代は最初の押井守演出1981年版の「うる星やつら」が好きなんです。世代的なものなのでお許し下さい。 しかし、しかーし、そのその最初の声優さんも素晴らしく豪華、よだれが出ます。 ラムちゃんを平野文さん(今、新しい方でラムのお母さんで出ています)、諸星あたるを古川登志夫さん(古川さんも新しい方で、あたるのお父さんをやっています)、面堂終太郎を神谷明さん。神谷さんも色々出ていますね。例えば「シティーハンター」の冴羽リョウ、「キン肉マン」のキン肉マン、「名探偵コナン」の毛利小五郎。しのぶが島津冴子さん、テンちゃんが杉山佳寿子さん、錯乱坊(チェリー)を永井一郎さん、サクラさんを鷲尾真知子さん(ドスのきいた声が印象的でした)、レイを玄田哲章さん、おユキちゃんを小原乃梨子さん、弁天さんを三田ゆう子さん、面堂了子を小山茉美さん(初代アラレちゃん)、竜之介を田中真弓さん、そして、最後に残しました。みんな大好き、演技振り切り過ぎのメガネをやった千葉繁さん!いやぁ、千葉さんのひっくり返る高音は胸に焼き付きました。 私達世代も子供世代(上2人)も楽しめたのが「ドラゴンボール」。主役3代を演じたのは、この間も書いた通りレジェンド野沢雅子さん、クリリンを田中真弓さん、ブルマを鶴ひろみさん(亡くなりました。声優さんって大変なのかな、早く亡くなる方が多いですね)、鶴さんは「アンパンマン」のドキンちゃんの声でも有名でした。鶴仙人、カリン様を永井一郎さん。永井さんは人間をやるとハゲているイメージ、でも小鉄にしろ、カリン様にしろ人間以外ではちゃんと頭の毛あります。当たり前か。 キビト界王神、グレゴリーを三ツ矢雄二さん。三ツ矢さんで一番思い出すのはやっぱり「ザ·タッチ」の上杉達也ですかね。でもその他にも「キテレツ大百科」のトンガリの声もやっているんです。あと、私世代に堪らないのは「キャンディ·キャンディ」のアーチボルト·コーンウェル。あのアーチは三ツ矢さんだったんですね。感激! ランチを小山茉美さん、ヤムチャを古谷徹さん。古谷さんもすごくて、「機動戦士ガンダム」のアムロ・レイをはじめ、「Dr.スランプアラレちゃん」の2代目スッパマン、「セーラームーン」のタキシード仮面。古谷さんのお子さんが小さい頃、ちょうどタキシード仮面をされていたらしく、お子さんを保育園(または幼稚園?)にお迎えに行くと、お母さん達の黄色い声援が飛んだそうです。「セーラームーン」といえば、主人公月野うさぎの声をされていた三石琴乃さんは「エヴァンゲリオン」の葛城ミサトの声もやっていました。 で、ベジータがさっきも言った堀川亮さんです。何かこの辺、皆さん色々な作品で被ってます。そして、もれなくアンパンマンにも出ていられる。いや、アンパンマンって… では、いよいよジブリ作品といきましょう。ジブリ作品の特長は声優さん以外を沢山出すというところですね。 「風の谷のナウシカ」では、ナウシカを島本須美さん。島本さんは「ルパン三世カリオストロの城」でクラリスもやっています。 「天空の城ラピュタ」では、パズーを田中真弓さん(田中さん沢山出ている)、ドーラを初井ことえさん。 「となりのトトロ」メイちゃんを坂本千夏さん。お父さんを糸井重里さん。さつきを日高のり子さん。糸井さんのお父さん、とっても良かったですよね。 ちなみに、私が出来るアニメのキャラクターは「となりのトトロ」のメイちゃんと「うる星やつら」のテンちゃんです。でもテンちゃんは普通に出来るんですけど、メイちゃんをやる時は声を大きくしなければならず、お風呂場でやると娘に叱られます。その他は何をやっても「サザエさん」の花沢さんだそうです。 「魔女の宅急便」のジジ(猫)、実は佐久間レイさんです。おソノさんは戸田恵子さん。で、おソノさんの亭主はさっきも言った山寺宏一さんです。中に出てきた、高齢の奥様は加藤治子さんでしたね。加藤さんは俳優さんですが「ハウルの動く城」でも出ていました。 「平成狸合戦ぽんぽこ」はナレーションに3代目古今亭志ん朝さん。あと、柳家小さんさん、桂米朝さん、こぶ平(当時)と落語家率が一番高いアニメ作品かもです。 「耳をすませば」は主人公しずくのお父さんを立花隆さん、お母さんを室井滋さん。立花さんは素朴な声で、いかにも図書館で働いている人の声だなぁ、と思いました。 そして、最近騒がれていた天沢聖司の声を若き日の高橋一生さん。大人になった高橋さんは低音の魅力、今風にいえば「イケボの男性」です。昔、低音の魅力といえば森山周一郎(紅の豚)とか、若山弦蔵さんでしたけど。 私が「耳をすませば」を好きな理由の一つに80年代の時代風景がとても良く描かれている、というのがあります。よーく見ると、あっ、ガスがとか、図書館がとか、部屋がとか、気がつくと懐かしいものオンパレードです。 「もののけ姫」はアシタカが松田洋治さん。彼はほぼ同年代だと思いますが、子役の時から見ていて特に覚えているのが、ドラマ「家族ゲーム」で次男坊の役をやり、家庭教師の長渕剛さんに激しく鍛えられていました。この頃の長渕剛さんは今みたいなマッチョではなく、ヒョロっとしたお兄さんでした。サンは石田ゆり子さん。この役でずいぶん絞られたそうです。モロは言わずと知れた美輪明宏さん。 「千と千尋の神隠し」では、千尋をやったのが柊瑠美さんで、「ニャンちゅうワールド放送局」の3代目お姉さんだったんです。 湯婆婆と銭婆は夏木マリさん。坊を神木隆之介さん、まだ子供でした。釜爺を菅原文太さん。文さんはもっと違うイメージが強かったのでこの役で、また違う扉を開いたのではないでしょうか。 「ハウルの動く城」では、ハウルを木村拓哉さん。マルクルを神木隆之介さん(やはり子供です)、カルシファーを我修院達也さん。我修院さんは「千と千尋の神隠し」で青蛙もやっていました。もっともっと昔では郷ひろみさんのモノマネをやっている人でした。カブを大泉洋さん。実はキムタクの作品で私は一番ハウルが好きです。 「思い出のマーニー」ではマーニーを有村架純さん。 「借りぐらしのアリエッティ」では、アリエッティを志田未来さん。お手伝いさんは樹木希林さんがやっていたような。 「コクリコ坂から」では、ジブリ立ち(芸人の土田晃之さんがそう呼んでいた)という格好いい立ち方をした、主人公の親友、水沼史郎を風間俊介さんがやっていました。 声優編2回目だけで、この情報量!この次の3回目は現代になりますので、よく調べて子供達に聞いて間違いのないようにやっていきたい、気合いの入るゆりりうすです。それにしても、今回私はなんというテーマを選んでしまったのでしょうか!と自分に問い詰めたい!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?