好きなMV3

4位

好きなMV4位は
winnerさんBABY BABYです。

こちらも若干のドラマ仕立てです。売れっ子になったwinnerさんが、表面はいわゆるパリピな華やかな生活をしているけれど
何か虚しさや孤独を感じている、というストーリーだと思います。

それをそのまま具体的なお話にしてドラマや小説にしても、あまりにも使い古されてしまったテーマで誰も見ないと思いますが

MVや歌はやはり散文では無く、詩的なものだと思いますので
世間的成功と相反する虚しさ、という事自体は永遠に通じるものと思いますし
そのエッセンスをMVという形にイメージとして凝縮するのは
全然ありだなあと思います。

個人的なツボとしては
winnerさん本人達がおそらく現実には
YGのアーティスト、BIGBANGの直の後輩、であるが故に
「絶対に売れなければならない」
というプレッシャーのもと戦い続けてきただろうし、
ある程度結果の出た今も気の休まる時など無く
パリピな生活を送っているヒマなどないだろうな、という事が
そのギャップがまた逆にこのMVの哀愁を倍増させるというか、、

そして、この映像のエッセンスに、見た方はそれぞれの
「こういう感じの記憶」が触発されるのではないかと思っています。

私は成功体験がないので笑自分の経験ではないですが、

最後の、花火があがって、winnerの皆さんがそれぞれ別の場所でそれを見ているシーンが大好きで、本当に美しい映像だと思うのですが

私はあの花火のシーンが大好きな漫画MASTERキートンの、とあるエピソードとすごくリンクします。
確か3巻に収録のエピソードだったかと、、

最後のセリフ、MASTERキートンの名シーンの1つだと思います。

『不思議だ・・・・・・花火を見ていると何もかも許せる。自由のない国家も、醜い裏切りも、こんなに苦しい人生も・・・・・・そして死にゆく人の運命も・・・・・・何もかも許して、生きてゆけるような気がする・・・・・・』

BABYBABYはここまで重い話じゃないですけど。
花火ってなにかそういう力がありますよね。

なので最後花火があがらなければ、4位にはならなかったかも知れません😌