行く末
基本的にk-popのアイドル界隈の公開オーディション番組を見ることはもうあまりありません。(あまり参加者や勝ち残った方々がなんというか、報われた、
のを見たことがないので
もちろん、何をもってして「報われた」とするのかも難しい話ですが)
が、たまたま知人が青春スターを見ていて出演者のカズタさんという方を気に入ったらしく
関連動画を私に薦めてくれたので見てみました
参加者がアイドルだけでなく、
アイドル、ボーカル、シンガーソングライターと3グループあるのは珍しいですし
なんとwinnerのカンスンユンさんが審査員として出演されてたので
3話くらいまで見ました(というか3話目までが無料😅)
いち視聴者の感想としてm(__)m別に過剰なバラエティ色や悪趣味な編集が多いわけでもなくいたって普通のオーディション番組(いい意味で)と思いますが、、、
そして、ボーカル志望とシンガーソングライター志望の参加者さんを見て
もう何年も前から
k-popのアイドルさんのボーカルは弱くなっていると感じていましたが
やはり昔の韓ドルさんのように
声が強く、太く、深みのあるボーカリストさんは沢山いて、
今のグループにそのタイプの方々があまりいないのは
そもそもボーカリストの方々がアイドルを目指していないか、アイドルの事務所を受けても受からないのか、
という事かなあ
という事と
シンガーソングライター(番組中「シンソン」と略されてるのが面白かった😼)のみなさんおしゃれだなあーという事(いい悪いとかではないですが、やはりシンソン界は日本より韓国の方が進んでいるのではと感じてしまいました、個人的見解ですが)
本当に公開オーディション番組は多いですし、もちろん全てを見ているはずもありませんが、向こうのアイドルグループの公開オーディション番組に対する個人的な印象としては
基本的に
YGがやったwin(winnerさんがデビューした)
JYPのsixteen(twiceさんがデビューした)
のように超大手の会社が
「うちから大型グループをデビューさせるのでそのメンバーの選抜ですよ」
というコンセプトでない限り
そのオーディションに勝ち残った結果どうなるのかは
基本的にフワフワしている感じがします
別にもちろんYGやJYPの大型新人としてデビューすることが
「成功の確約」
ではないにしても
とにかく
大手が公開オーディションで宣伝して大型新人をデビューさせるということは
会社側もそのアーティストの楽曲制作やプロモーションなどに相当お金や時間、人材をかける準備も体力もある、
という証だと思うので
結果売れるかはわからないにしても
多くのスタッフが関わってデビュー後の戦略を練り上げているはずなので
フワフワ
はしていないと思います。
そのタイプの公開オーディションではなく
「オーディション番組のためのオーディション番組」
(いまさら言及するのもあれですがいわゆるプロデュースシリーズ系のような?)
は
そもそも
勝ち残った結果、その子、子達をどこがどのようにプロデュースするのか、どういった方向性でやっていくのか
などは
そう、
「どこが、誰が、今後その子達を面倒みるのか、見ていくのか」
が
不明瞭なことが多い気がします
kpopスター、スーパースターkのような名のあるオーディション番組は
即華々しくデビューとかにはつながらないにしても
「そこで勝ち残る事が、実力があることの証であり今後の実績になる」
というような
「確約」的なもの
はあるものなのかなあー、という感じがありますが
そこかしこで何かしらやっているアイドルグループの公開オーディションはそういう番組としての効果も
ないと思いますし、、
今回の青春スターでの勝者の方は
「日本の大手レコード会社からデビューできる」
らしいですが
とにかく1曲どこかから曲を出せる
は
もちろん実力のある人にとってはすごいチャンスかも知れませんが、
ただ1曲出せる、というだけで特にプロモーションも無いかもしれないし
そのデビュー曲にしても、一体どんな曲を出せるのか
どんな方々がプロデュース側に入るのか
もわからないので
1曲、人知れず変な曲(というのも失礼ですが🙇悪い表現で申し訳ありません🙇❗️)出して終わり
という可能性もあると思います
だからといって
出る意味がない
と
思っている訳ではないですもちろん❗️
音楽をやりたいという思いを持って目の前のチャンスに挑戦していく方々に罪があるわけはもちろんなく
(それに目の前の機会にも挑戦せず
オーディションを選り好みしすぎている人にも(もちろんあまりに怪しいものには飛び込まない方が良いでしょうけれど)
チャンスはないんだろうなあと思ってしまうので)
とにかく
参加者の方々には全く罪がない
というのがあるからこそ
その
番組のうたいがちな
「グローバルに活躍するアーティストの誕生を見届けましょう!」的な
番組側のフワフワ感が辛くて見られない
というか、、、
実際青春スター、というプログラムが勝ち残った方々をどうする番組なのかはわかりませんし見届けるつもりもありませんが(とりあえず勝者のお披露目ライブの予定はいくつかすでにあるようですが、それくらいはどのオーディション番組もだいたいするので、、)
がんばった方々が良い結果になると良いと心から思いますし
winやsixteenとも違う
プロデュースシリーズとも違うオーディション番組として
去年話題になったskyhiさんのthe first
は言うまでもありませんが
超新星のユナクさんがプロデューサーだったg-egg
がありました
この2つの特徴、というかこれは番組どうこうとかでなく生き方の問題なのでカテゴライズで語れる事ではないですが
普通のオーディション番組と違うのは
プロデューサーがデビューアーティストの行く末に
100%責任をもつ覚悟でやっているだろう
という事なので
なんであまりこういう番組が無いか、というと
単純に
そこまでの覚悟があって、それができる立場(アーティストをプロデュースできる財力やら人脈やらを持ってる)にある人がそうそうはいないから
と
いうことかなあ、と思ったりします