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Rocksmith 何故ちゃんと弾いてるのにミスになるのか

前置き

ギターとPCを繋いでプレイ、練習出来る音ゲーRocksmithについての記事です。日本語のRocksmithの記事は少ないですがそれを補えるように色々書いていく予定です。今回はRocksmithを始めたばかりの人が悩みがちなミス判定についてです。
恐らくこの内容に集中して書かれたものは無いと思いますが本記事がみなさんのRocksmithプレイの一助になれば幸いです。

前回のRocksmith記事はこちら→Rocksmith、アンプ、エフェクターの接続法

※ちなみにこのRocksmith記事のシリーズは2014或いはリマスタードのバージョンについて書かれています。

ちゃんと弾いてるつもりだけどミスになる

・・・ということ結構ありませんか?
いやいやそれは練習不足だからだよ、っていう意見もあると思います。
だけど単音で簡単すぎるフレーズですら明らかに判定おかしいよね、って箇所があったりしないでしょうか。実は以前からRocksmithの音の認識について何故か変に厳しい時がある、というのが良く言われていました。
そしてそこで躓いてやる気を無くしてしまう・・・
気持ちは良く分かります。自分も最初悩みました。
でも色々試していく内にミス判定について幾つか見えてきた事があります。
今回はそれを紹介していきます。

パターン①ローフレット側のタイミングが合わせづらいから

1~3フレットは斜め視点になることがあるのですがその時は非常に流れてくるノートに合わせづらいです。それが原因で弾くタイミングがズレてミスになっているパターンがよくあります。特に後の方にギターソロが入ってたりするとより視点が斜めになっていくため合わせづらくなっていきます。
残念ながらこれについては練習して慣れるしかありません。

斜めだと合わせにくいですね。しかしこれでもましな方です。

パターン②慣れてないので実際はタイミングが合っていない

自分にとって難しいフレーズが速いスピードで迫ってきたとき腰が引けてしまうことがないでしょうか。その状況の中でプレイすると大体少し早めに弾いてしまいます。Rocksmithは音の判定が甘いと良く言われていますがこのようなタイミングの判定は思ったよりもちゃんとしているのでミス判定を喰らいます。
ですので慌てて弾かずに少し引きつけてみると良いかもしれません。
ただしそれが出来るまでにやはり練習は必要という事になってしまうのですが・・・

パターン③実は弾かれていない弦がある

これは特にコードを引くときに顕著に出てくるパターンです。

最初始めたときラモーンズの曲で出てくるような二音のパワーコードばっかりの曲を練習する人も多いかと思います。ただそれが3音のパワーコードになったらミスが増えた、ということはないでしょうか。
それは弾かれていない弦があるからです。
とはいえ最初の内はしっかりと全ての弦を弾けないのは仕方ない事だと思います。ですので弦をしっかり全て弾くようにピッキングを意識していくと段々とミスが減っていきます。ただし力を入れすぎると最初のほうに弾く弦ばかりに強い力がかかってその次の弦をしっかり弾けなくなるので注意です。特にダウンピッキングばっかりの曲では注意です。


こういうのでミス連発しませんか

パターン④開放弦の音の認識が良くない

このパターンについてはプレイヤー側のせいではなくRocksmith側の音の認識しにくい部分が影響しています。
開放弦を使うアルペジオを弾いていると良く分かるのですが開放弦でミスになることがよくあります。
これは開放弦の音はよく響くので後のノートにまで影響を及ぼしてしまいミスが出やすいようです。
対策としては開放弦の音が後まで残らないように軽くミュートして音を切るというのがあります。ただしそうすると不自然なアルペジオになるのが難点です。
Rocksmithのミス判定を気にしないのであれば実際に弾いた音で正誤の判断をするほうが良いかもしれません。リバーブを強めにかけて誤魔化す手もあります。
ちなみにメタル系で良く出てくる開放弦のミュート奏法では特に問題ありません。

指弾きで開放弦が多いアルペジオで特に注意です

パターン⑤ギターのトーン

ギターのトーンについては各人好みがあると思います。それで各人好きなようにトーンノブを弄ったり使用ピックアップを切り替えたりしている訳ですが実はそこに落とし穴があります。
実はブリッジ(リア)側のピックアップは音を認識しにくいです。メタル系でタイトな音を好む人は要注意ですね。
またRocksmithは低音になるに従って音を認識しにくくなっていきます。
すなわちトーンを暗めの音≒低音を強めにすると音の認識が悪くなります
トーンノブは明るい音がする方向へ回しておきましょう。
以上のようにギタートーンのセッティングはかなり音の認識に影響しますので、明らかにおかしいなと感じたらギターのトーンノブを回したりピックアップをフロント側に切り替えてみるのをお勧めします。
筆者もピックアップセレクターが何かに引っかかって切り替わっていたり、トーンノブが回っていたのを気付かずミスが増えまくった経験が何回もあります。

パターン⑥チョーキングについて

チョーキング(ベンド)は数ある奏法の中でも認識しづらくどうやったらミスが無くなるのか質問されることが多いです。
チョーキングは音を認識するために、まず最初はチョーキング前の音程が合っているかのチェックが入りその後にチョーキングした時の音程が合っているかの判定が入ります。
ミス判定されるのは最初のチョーキング前の音程が合っているかどうかの認識が終わる前にチョーキングしているからです。ですのでミス判定を無くすには最初しっかりと音を認識させて落ち着いてチョーキングするのが良いです。

以上のようにミス判定になりやすいパターンについて纏めました。
これらを意識して弾いていくとRocksmithの音判定が次第に良くなっていきスコアが上がっていくと思います。
勿論練習も必要なんですけどね・・・
だけど無用なミス判定でやる気を無くして止めてしまうよりは良いのではないでしょうか。

次回はCDLC関係の記事を書いていこうと思います。


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