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1on1カードを用いて社内で1on1練習会を開いてみた!

こんにちは、シュフティ事業部ディレクターのカネヤマです。

技術書典7の全日本キャリア教育改善推進協会で頒布されていた1on1カードを社内で共有する1on1練習会を開催したのでそちらのレポートです。

1on1カードとは?

・1on1はどんな目的でやったらいいのだろう?
・どんな話を聞いたらいいのだろう?
・何を質問したらいいんだろう?
そんな疑問を理論をもとに解説します。理解するだけでなく、1on1の際のカードを使えば進行や質問を手助けしてくれます。"
公式販売ページより https://careerupdate.booth.pm/items/1573253

1on1カードには、1on1で良く尋ねる質問がカードになって含まれています。

例えば、体調に関する質問の場合は、「仕事のボリュームはどうですか?」という質問がカードに書かれています。

さらに、次のカードには、「よく寝れていますか?」という質問が書かれています。

こういった質問を通して、自身の体調に関して内省を促せるようになっています。

1on1で質問をすることが苦手な人でもカードの指示に従って聞いていくだけでも、相手に内省を促せるようになっています。

※余談(1on1カード制作秘話)

ちなみに、こちらの1on1カードについては、作成段階から協力させて頂いていて、デモプレイみたいなこともやっていたりしました。

まだまだ荒削りだった試作品とどの程度進化したのかをワクワクしながら完成版を使って1on1練習会スタート!

1on1練習会~導入~

今回、練習会に参加してくれたのは5名の方でした。その中で普段から1on1を聞き手の経験がある人は1人だけでしたので、ほぼ初心者の集まりという構成でした。(1on1の話し手になっている人は居たので1on1は経験済み)

まずはじめに、1on1について簡単にガイダンスをしました。目的やアンチパターンを紹介することで1on1練習会で気づいて欲しいことを確認しました。(事前の仕込みも大事です!)

練習は3人2チームで行いました。(私も入って体験をしてみたかったので)

チームを聞き手、話し手、評価者の3役に分けて1回5分程度でカードを利用しながら質問を行うというのを3ラウンド行い、全員がすべての役割を体験できるようにしました。

聞き手は質問をする側、話し手は質問に回答をする側です。(わかりやすいですね)

3人目の役割である評価者は「聞き手が相手の意見を否定していないか?」などを客観的に観察をすることで、無意識に行っている応答のミスを明らかにする役割です。(練習感がありますね!※本来1on1は2人きりで行うのが良いとされているので、普段の1on1を客観的に評価をしてもらえることは無いので良い機会となりました)

1on1練習会~練習~

3ラウンドを通して、すべての役割を体験しました。

特に、聞き手となったときには1on1カードがあったおかげで、質問をする内容に困ること無くスムーズに質問をすることが出来ました。失敗した点としては、カードの質問以上の深堀りをすることが出来なかったことです。これは、私自身の1on1スキルが不足しているためなので、もう少し訓練をしたほうが良いなという気づきも得ました。

1on1練習会~振り返り~

振り返りはFun Done Learnを用いて行いました。

気になったものをいくつかピックアップします。(LEARNに入っていたものを抜粋)

・普段よりも相手のことをしれた気がする
・アドバイスと意見の線引が難しかった
・話し手も1on1の理解があるとやりやすいことがわかった

1on1カードがあるから1on1が劇的に効果を発揮するということは無いかもしれませんが、1on1に不慣れな人の一助になっていました。

ワークショップ形式で簡単に1on1の練習ができるので、1on1で聞き手の立場に最近なりましたという方におすすめです。

1on1カードはこちらから購入することができます。

非常に良く作られているカードなので、チームに1つ購入してみてはいかがでしょうか?

弊社でも自分が1on1をする立場になったときには活用していきたいと思います。

うるるでは一緒に働く仲間を探しています。
もしも興味がありましたら、うるるにお話を聞きに来てみませんか?


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