『アザトカワイイ』にノックアウトYeah,Yeah,Yeah

2020年12月31日。
清々しくもある寒さだが、空は、雲一つない快晴。
太陽があたたかく照らし、地面にはたくさんの日向がで...
・・・日向?

日向といえば、日向坂46だ!


皆さんこんにちは。
日向坂46の、ファンです。
早いもので、あと数時間で一年が終わってしまうんですね。
様々なことがあったかと思いますが、最後はアレであらゆる感情を上書きしましょうやあ!


・・・紅白歌合戦!!!


日向坂46は、2年連続2回目の出場ですね。昨年はデビュー曲の『キュン』を披露し、全僕を感動の渦に巻き込みましたが、今年は何をやるんでしょうか。ええっ!!?!??!??
アザトカワイイ』ですって!???



キュートなのにカッコ良くてマネしたくなる振り

の『アザトカワイイ』ですって!?

■謎のサイドステップ(?)―間奏・後奏(0:21~,3:33~,3:45~)
“Wow Yeah Yeah...”。
ここのステップ、何が起こってます!?両足交互にけんけんしているような・・・。脚の開き具合もめちゃくちゃカッコ良いんですよね。マネしたくなって鏡の前でやってみたんですけど、自分の足につまずきそうになって危なかったんで止めました。ダンスのセンスがゼロでした。
AKB48の『Everyday、カチューシャ』(2011年)の最後のステップに少し似てるな~なんて思ったので、勝手にエビカツステップと呼んでいます。

んで、何ですか?後半の方(3:33~)なんて、すげえ横移動してるじゃないですか!特にカッコ良いなあと思うのが、前列の加藤史帆ちゃんと金村美玖ちゃん♡。向かって、左→右の移動がより美しく見えるのかもしれません。左足だけで結構な距離移動してますよね?
ここのgif画像欲しい・・・。

■魅惑の指差し—サビ(1:17,3:26)
“一気にYeah,Yeah,Yeah”で、センターの佐々木美玲さん以外に違うポーズをしている人がいますね?
そう、齊藤京子さん・河田陽菜ちゃん・上村ひなのちゃん・金村美玖ちゃん♡です。
一人、もしくは数人だけが別な振り付けで踊っているのを観るのが大好物なんですが、特に、上の「ひなリハ」を最初に観た時から金村美玖ちゃんの動きが気になっていました。小さくて細かいところは見えないんですけど、めっちゃカッコ良くないですか!?
そこで、握手会の代替イベントであるオンラインミート&グリートにてお美玖にポーズの真相を聞いたところ、「あー、これですね!」と指を差されました。いや、指を差していただきました。
僕にとっては指銃に等しく、現在も心臓に傷跡が残っています。CP0に復帰できるのはいつになるのやら・・・
これ何?

■スーパー~~影山タ~~~イム!!!!!―Dメロ(2:59~)。
復帰した影山優佳ちゃん♡にTAKAHIRO先生がプレゼントしたという振り。
僕以外にも、将来自分の子が産まれたらTAKAHIROと名付けよう、と決心した影ちゃん推しは少なくないのではないでしょうか。グループ全体を推してはいますが、やはり一番の推しがフィーチャーされた時の喜びは一入です。
今日の紅白で披露されるかな~?全国のお茶の間で話題になってほしい・・・。
(残念ながら紅白歌合戦では披露されませんでした。しかたないですね。その後のCDTVではバッチリでした。2021.01.01追記)



この上なくキャッチーで盛り上がるメロディ

の『アザトカワイイ』ですって!?

釣られてしまいました 一目でYeah, Yeah, Yeah
僕が勝手に恋をしてしまったんです
君のせいじゃない
Wow Yeah Yeah...
Wow Yeah Yeah...
また今日も君を見かけたよ Wow Wow Wow Wow
じゃなくて 僕が君を探しているのかなあ
女子高生が溢れている Wow Wow Wow Wow
ラッシュアワーなのにいつだって目に留まるんだ
カーディガンの袖口を
少しだけ長めにして
両手でグーしてるのが
アザトカワイイ
見事に釣られました 一気にYeah, Yeah, Yeah
下唇噛む癖まで
なんだか全部キュンとする
小首をかしげたって ノックアウトYeah, Yeah, Yeah
見られているって 意識しているのかな
もうハマりました


(楽譜作成ソフトで作った譜面を載せようと思いましたが、思いのほか時間がかかりそうだったので、今回は何とか、言葉だけで伝えようと思います。)

■3パターンの“Yeah”、“Wow”
意味のない言葉(?)がこれほど含まれている曲は、日向坂にはあまりないですよね。僕は結構好きです。頭空っぽで音を聴けるので!
にしても、全体を通してメロディセンスが凄いですね~。一回聴いただけで覚えられそうです。音だけでちゃんと勝負できていますもん。いや、勝負できているどころか、日向坂楽曲大会の1次リーグ戦を全勝で1位通過してますね。2次トーナメントでも準々決勝まではシードでしょう。

さて、この無意味な感嘆詞には3つのメロディがつけられています。
①サビ “Yeah,Yeah,Yeah”(0:05~,1:08~,1:21~,2:24~,2:36~,3:06~,3:18~)
②間奏・後奏 “Wow Yeah Yeah...”(0:14~,1:29~,3:26~)
③Aメロ “Wow Wow Wow Wow”(0:29~,0:41~,1:44~,1:55~)
これらはなんと驚くことに、ド・レ・ミ3つの音しか使われていないんです(Key=F,G♭)!衝撃じゃないですか!?
凝ったものをカッコ良いと思いがちな僕は、音階の数の多さは秀逸なメロディの必要条件じゃないんだなあ、と認識を改めました。
さらに、②はコードが進行する中でも同じメロディの繰り返し。これ、僕の大好物なんですけど、わかってくれる方いらっしゃいます?

■“両手”をチラ見せ—Bメロ(0:59~)
ギョッとするコードが鳴るのと同時にド→ソ5度跳躍・・・。
この後サビが控えていそうな盛り上がりですねぇ。
例えば、同じ跳躍でもファ→ドなら「スッキリ落ち着いたなぁ」という印象がありますが、ド→ソだと高揚感があります!
ここは個人の感覚によるかもしれないですね。

■“アザトカワイイ”サビスイッチ—Bメロ(1:03,2:18)。

両手でグーしてるのが(来るぞ来るぞ~サビ来るぞ~)
アザトカワイイ \Hey!/(はいありがとう、サビスイッチ)

見事に釣られました。
“アザトカワイイ”ドドレミファソ⤴️、と上昇音形。お手本のようなサビスイッチです。はなまるあげます。やっぱり直後にサビが来ましたよ。
予感させて期待させて、絶妙なタイミングでちゃんと最高潮の魅力を見せてくれる感じ。これはもう金村美玖ちゃんの所業ですね。
僕はいま何を喋っていますか?



王道さと前衛さのメリハリで揺さぶってくるコード

の『アザトカワイイ』ですって!?


■誰しも聴いたことのあるカノン進行
「カノン進行」という言葉を聞いたことはあるでしょうか?
簡潔に言うと、J-POPで一番有名なコード進行の「型」で、そのKeyの主和音をとしたときの以下の進行です。

Ⅰ │ Ⅴ/Ⅶ │ Ⅵm │ Ⅲm/Ⅴ │
Ⅳ │ Ⅰ/Ⅲ │ Ⅱm │Ⅴ

『アザトカワイイ』の場合、Ⅰ=Fメジャー(1番サビ&2番サビ~はG♭メジャー)です。

それで、曲中ではなんと、このカノン進行が約8割を占めます。計りました。
①サビ(0:00~,1:05~,2:19~,3:02~)
②間奏(0:14~,1:29~,3:26~)
③Aメロ(0:26~,1:41~)
スッと耳に入ってきて安心感を与えてくれたのは、コイツだったのです。
逆に言うと、ありきたりな曲になりそうなのですが...そこはさすがですね。メロディやリズム、譜割り(アクセント)が工夫されていて、全く飽きないようになっています。
すごいですね。心から脱帽です。

■珍しいⅥm→Ⅰ―Bメロ(0:56~,2:11~)
上記のように、曲の大半がカノン進行で構成されているので、Bメロに入る瞬間に「おっ・・・?」と感じました。
本当に巧いですね・・・。才能とセンスしか感じないです。
特に、“少しだけ長めにして”のところ。コード自体は特殊ではない(臨時記号がない)のですが、あまり聴かない進行をしています。

ⅥmDm→Ⅰ

思わず「おっ・・・なるほどね」とキモオタスマイルを浮かべてしまいました。
エモさの構成要素に"共有"と"共感"があると思うんですが、あいにく他にこの進行が用いられている曲がパッと思いつかず、、、色々聴きます。


■突然の♭Ⅲ―Bメロ(0:59~,2:14~)
“両手”をチラ見せ、のところで書いたギョッとするコード。
それが♭ⅢA♭)です。
5度跳躍と相まって、個人的には一番好きな部分です。
風変わりなのに、第一印象ではそう感じさせず、カッコ良さが初めにくる。
凄いですね~(ここまで15時間くらいかけているので語彙が萎んできた)。

■ド転調―Bメロ~サビ(1:03,2:18)

両手でグーしてるのが(あ~なんて気持ちの良い音~)
アザトカワイイ \Hey!/(エッー~~~!え?エーーッ~~!??)



どこで転調すんねん!!!!約束が違うやろ!!


M-1グランプリ2020決勝のおいでやす小田みたいに叫んでしまいました。不意を打ちすぎ。背後から狙撃してくんな。
・・・初めて聴いた時は度肝を抜かれましたね。自分の方が先に\ピンポン!/押したのに丹生明里ちゃん♡に解答権が与えられて驚いた時の松田͡好花ちゃん並みの二度見をしました。どこを?虚空?

また、本来なら

“両手でグーしてるのが アザトカワイイ”
♭Ⅲ(A♭)  C) D♭)       →G♭

みたいな進行だとは思うんですけど、“アザ”の部分のメロディがG♭ゆえに、D♭がD♭sus4もしくはG♭/D♭っぽく聴こえるんですよね。たぶんこれがドギツいと感じさせる原因なんでしょう。

いやぁ、本当に意味がわからない。(褒め言葉)



2020年、お疲れさまでした!
良いこともあったし、嫌なこともあった。
でも、総じて見れば、良い一年だったんじゃないでしょうか!
ひなくり2020を観たし、秋のDASADAライブも観たし、DASADAショップに行ったし、夏の配信ライブも観たし、ひなあいも観たし、

何より、影ちゃんが帰って来た!!

来年もほど良く楽しく、人生のあゆみを進めようと思います。
最後まで読んでくださった方、ありがとうございます!

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