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アーチェリーとコーディネーション

ショーヘイです。

今日はトレーナーで関わっているアーチェリーについて。
アーチェリーって簡単そうに弓引いているけど、あれ結構重い。
で、弓を引くだけじゃなくて、ちゃんと反対側の手を前方に押せないとそもそも引けない。
一見動きが少ないように見えるけど、動きの再現性や安定性を高めるには微調整を繰り返しながらしている。
もちろん量稽古が必要なのは当たり前なんだけど、悪い型を繰り返したり、良い型が崩れているのに気づかない事が多い。

指導者:「まっすぐ引け」
選手:「ちゃんと引いてるんだけどな」
的な。

以前、某有名選手が高校生だったころ、アーチェリーとは直接関係なさそうな動きのトレーニングをしたことがある。むちゃくちゃ感覚肌の選手で現在もトップで活躍中。
その後、実際のアーチェリーの練習で、なんとなく不機嫌に。
どうしたのか指導者との会話に耳を傾けていると「さっきやったトレーニングで少し感覚が狂った」と。
その時はやってしまったかと思いもしたが、よく考えると「めっちゃええやん」と気づいた。
要は簡単にパフォーマンスを変えられるという事。
敏感な選手の微調整にも適応できる事。
前述した「気づかない」選手には必要な情報入力だという事。「気づき」のきっかけとして。

多様な練習。
アーチェリーのような競技にこそ大事。

読んで頂いてありがとうございました!

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