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福福CS 準優勝 ー日本選手権で使用したギミックパペットー

割引あり

※略称あり
※メモ形式

リミットレギュレーション発表後日本選手権3週間前の思考のまとめ


ほとんどのデッキが『増殖するG』に弱すぎる


そうじゃないデッキは『ファントムオブユベル』の突破やほとんどのデッキに採用されている『デモンスミスディエスイレ』が非常に苦しくなる。そのため必ず『増殖するG』に比較的弱いデッキを選択しなきゃならない環境


『増殖するG』を無視して突っ張ることの出来るデッキに価値があると感じた。

『天盃龍』だけは先攻をとらない選択も出来るが『マスカレーナ』から召喚される『リトルナイト』で初動と手数をになっていた『燦幻荘』が剥がされることが原因の負けが初めの1週間で3度発生したためストレスが高かった。


2週間前は『天盃龍』に対応できるデッキがあるかどうかを探していた。

体感だがそんなデッキは存在しなかった。

『スネークアイ』と『ユベル』は対応出来ている時もあったがそれ以上にミラーの同速ゲーにどうしてもかなわなくてリミットレギュレーションをみた段階で使うことを直ぐにやめた。


『ギミックパペット』は1枚からライフを8000削る力を持つカードが多く存在し、先攻でこのデッキのすることが相手視点明白なため、先攻のプラン建てがしやすい。
また規制も『天盃龍』とちがってメインのカードは奪われていない。
諸々から他テーマにない強点があるので使うことにした。



コンセプト


・展開を止めるために減らした誘発の分をギミックカードで取り返す

・ギミック内で誘発貫通し先攻ワンキルを遂行する

・ギミック外のカードはキルのサポートではなく延命に力を入れ、返しにギミック内だけで同じ動きを遂行する

超わかりやすく言うと『先型天盃龍』を作りたかった。

戦績


オグイベント 3人チーム
個人5ー0


福福CS 個人戦

5ー2 準優勝


日本選手権

2ー1

『ホルスギミック』

オグイベント時は『ギミックパペットブラッディドール』に発動される『灰流うらら』避けと他カードとひっついて手札誘発を貫通しやすくなる『ホルスギミック』を採用していたが規制によって

・『ホルスの栄光イムセティ』単品が初動ではなくなったこと

・『イムセティ』があっても貫通できない誘発が環境に存在したこと

・『イムセティ』がないせいで誘発を越えられず展開できなくてもその枠が手札誘発であれば延命が出来て勝てること

が要因で採用を見送った。


実際『ブラッディ』に発動される『灰流うらら』が突き刺さって負けた先攻の試合は0だった

この0を日本選手権までにどう受け止めるか


答えはこれ以上データを増やさない(対戦しない)だった。


『ブラッディ』への『灰流うらら』はどう考えても致命傷。対戦すればする分だけ『灰流うらら』が原因の負け試合が増えるに決まってる。

今いちばんほしいものは練習量ではなく、自信であり増殖するGを他よりはマシという消極的な理由でデッキ選択をしているのでこれをどんどん積極的なものに変えていくべきと考えデータを増やさないことにした。

この問題自体はもちろん解決させる。

『ラビュリンス』を使っていた頃に『ビッグウェルカムラビュリンス』への『灰流うらら』対策はターンを貰うことという結論が己の中に刻み込まれている。

『ビッグウェルカム』の墓地効果でモンスターを動かせば『シャンドラ・ストービー』を回収できて同じ動きに戻ることが出来る。




『ブラッディ』も手札以外から墓地へ送られると回収することができ、ターンさえ渡れば動きが通らなくても同じ動きに戻ることができる。

『ラビュリンス』の容量で『ブラッディ』を使うことが出来るのでは思いサイドに『ダルマカルマ』を採用。



『ダルマカルマ』が効かない相手は後ろの永続カードを軸としているケースが多いためコズミックサイクロンで先攻は対応することにはした。


後攻は特に問題視していなかった。

『コンドーレンス』で『ビスク』と『テラー』を落とすことで擬似的な『燦幻荘』になることが可能である。



『リトル』『シザー』『ブラッディ』どれからでも8000削ることが可能であり特に『リトル』と『シザー』は『ニビル』の上からワンキル可能な組み合わせがあるので『増殖するG等』であとから引かれる誘発を超える適性がある。

複数枚盤面を剥せるカードとして『アルテミットスレイ』を採用。


エクシーズ、融合に対応できるようにすることで『ファントムオブユベル』『シーザー』『ヴァルドラス』に対応

『イビルツインセット』も用意しておくことで『アポロウーサ』も効率よく剥がすことができメメントにも採用しやすくした。


勉強タイミング



日本選手権前日に勉強した

対戦データを増やさないつもりだったから覚えたとしても直ぐに忘れてしまう。

規制後のギミックパペットは理屈に当てはめやすく単純なものだと感じていたため、前日まで展開することをほぼアドリブで回していた。

しかしこれは当然失敗で前日に展開の勉強をすると新しい発見が多々あり、楽しくなって寝られなくなった。

本番前楽しくなって寝られないって遠足か。

でもいいこともあった。
前日だったので要点だけを絞った。
実践レベルのものだけを覚えたためスムーズに試合を進められた。それはそれで悪くなかった。

展開ルート


実践レベルのものを紹介していく。

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