アムルタートのよもやま
皆様、こんにちは。
作家：明鹿人丸の秘書兼、HPなど管理しておりますアムルタートです。
今回、御紹介する作品は、こちら！
若冲に纏わるお話です。
翡（カワセミ）シリーズも、
9巻目になりますが、日本画初めてでは？
若冲とは
若冲。
とにかく鶏を描いた画家さんですね。
本作品では、
若冲の群鶏図が取り上げられています。
岩絵の具
日本画に親しんだ方なら、
珍しくもない話なのかもしれませんが。
日本画は、
「岩絵の具」という独特の絵の具で描かれており、
若冲の群鶏図を巡って、
作中では「岩絵の具」が大活躍します。
岩絵の具に種類が
そして、
岩絵の具には
・天然岩絵の具
・新岩絵の具
・合成岩絵絵具
の3種類があるようで。
世の中、
知らないことだらけで、
なかなか奥が深いです。
下記には、
天然、新、合成の3種類の写真が掲載されています。
貝殻
翡シリーズで活躍する主人公のゼロは、
「何でも作れる」偽造の天才という設定なんですが。
まあ当然ながら（？）、
天然岩絵の具の「白」を、
身近なところから作り出して、
大活躍するわけなんですが。
岩絵の具の「白」って、
貝殻から作るんですね。
奈良墨
「奈良墨の油墨の製法だ」とか、
チャラっと本文中にありますが。
ホント！「何でも再現できる」設定とは言え、
この主人公も、
主人公に、そのスキルを付与する人丸先生も、スゴイわ。。。
そんなわけで、翡9巻収録の若冲も、
「へぇ～知らんかった！」の連続でした。
楽しんで頂けると幸いです。
おまけ
この翡シリーズは、
某大手出版社の、S英社から漫画として刊行されております。
どうやら、
複数人の原作者でリレーしたシリーズのようで。
その辺りのことを示唆し、
人丸先生の苦労を伺わせるコラムが、
若冲原稿に付されております。
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