2018ー2019 調理システム My Kitchen
2018年から2019年に使用した調理システムをご紹介します。この年はよくラーメンを作ったのでアルコールストーブはほとんど使いませんでした。メニューが変わらない限り今後もスタンダードになるでしょう。
■無雪期3シーズンの場合(想定2~3泊)
・ストーブ
PRIMUS η (イータ)EXPRESS STOVE
※ストーブのみ
・鍋
PRIMUS η(イータ)LITE STOVE 500ml
※鍋のみ
・食器
ALADDIN アコーディオンコンテナS/120ml
ダイソースクリューカップM/500ml
・その他
MSR/ライトリフター(鍋つかみ)
Snow Peak/スクー (カトラリー)
ナイフ
ライター&火打石
ミニたわし
ミニじょうご
・燃料サイズ
SOTOパワーガス125サイズ
・参考メニュー
特製misoラーメン
炙りベーグル
カップカレー
■残雪期ベースキャンプ型BCスキーの場合(想定5~8泊)
(上記セットに追加する装備)
・フライパン
EVERNEW UltralitePan #18 /1200ml
・食器
ALADDIN アコーディオンコンテナL/950ml
Snow Peak チタン皿
・その他
サーモス 山専ボトル500ml
・燃料サイズ
SOTO パワーガス500サイズ
・参考メニュー
チャーハン
トルテーヤ
トースト
■個別レビュー
・ストーブ&鍋
高効率ガスストーブと言えばMSRリアクター、プリムスη(イータ)シリーズ、ジェットボイルの3機種が選択肢。ただしMSRもジェットボイルも基本ストーブと鍋が一体式でクッカーを自由に選べない。唯一プリムスのηシリーズが分離式となりストーブと鍋の組み合わせが自由。もちろんフライパンも使用可能。ストーブだけにフォーカスするとイータエクスプレスは出力が2600Wで直噴型。類似品の中では最も高出力。もともとイータエクスプレスには1リットルの平型鍋がデフォルトだが、大きすぎるので同じシリーズの軽量版であるイータライトの鍋(縦型500ccサイズ)を組み合わせて使っている。高効率ガスストーブを選ぶ理由は2つ、泊数が多くなる事、雪を溶かして水を作る事が多い事。
・食器
無雪期はラーメンの器にダイソーのスクリューカップを使う。実はこのカップはイータライトの鍋にすっぽりと入るのでスタッキングが可能。しかも食器として使う場合、鍋に入れた状態で使うと鍋とカップの間に隙間ができるため、空気が断熱層となり保温が可能。手に持っても熱くない。逆に見た目を楽しむカップカレーを盛り付けるときはそのまま使う。アラジンのアコーディオンコンテナはドリンク用。調理用の器としても使う。折りたたむとカップ内に収納できる。
残雪期ベースキャンプ型の場合、スクリューカップをALADDINアコーディオンコンテナLサイズに変更したい。見た目の問題でラーメンは絶対にこのどんぶりタイプで食べた方が幸せだ。さらにスノーピークのチタン皿があれば文化的な食事を楽しめる。
・フライパン
無雪期は必要ないが、残雪期の雪上キャンプになるとフライパンを追加する。定住型の場合は料理も楽しみの一つ。以前はトランギアのミニフライパンを愛用していたが、径が小さく不便だった。昨年からエバニューの径18cmタイプを導入。深さもあり1200mlの容量。これ一つで湯沸かしまで可能。フライパン一つでできるレシピを研究しても面白い。 フライパンにチタン皿とアコーディオンコンテナLサイズをスタッキングしても綺麗にまとまる。
・その他
MSRのリフターを愛用。鍋についた取っ手はバランスが悪くなるので好きではない。スノーピークのスプーンは万能で、麺類を食べるにも使いやすい。10年間これ一本。ナイフはダイソーのセラミックナイフをへし折ってブレードのみ持ち運ぶ。これで充分。寒い季節はサーモスの保温ボトルを持つ。温かい飲み物がいつでも飲める。
・燃料サイズ
SOTOのパワーガスは近所に売っているので採用。サイズは500、250、125と三種類を使い分ける。無雪期なら125で3泊まではギリギリ大丈夫、250なら1週間。積雪期で長期間なら500サイズを持つ。10日以上は問題ない。容量が大きいほど低温下で気化しにくい現象を防ぐことができる。燃料に余裕があれば、テント内の暖房としても使えるので安心だ。
・参考メニュー
こちらを参照
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