大嫌いなTVを見て泣いた話
ふと思い出した。
10年・・
いや、20年くらい前かも知れない。
あるドキュメンタリー番組で国境なき医師団の活動が取り上げられていた。
んだと思う。
うろ覚えでごめんなさい。
ただ、たまたま。
その時点いていたTVを適当に見ていただけなんだわ。
すると・・
なんだか良く分からんが、アジア系の少女が、日本人の医者(国境なき医師団)に何か泣きながら必死で訴えている姿が映っていた。
ここでナレーションが入った。
この10歳くらいの少女は、自分のお母さんを助けてくれた先生に・・
ありがとう。と、
感謝の気持ちを込めて、ビスケットを渡そうとしていたらしいんだ。
でも、先生は、そんなの要らないって言っている。
ナレーションは、続ける。
その国では内戦が激しく、彼女には、住む家もお金も無い。今持っているのは、配給か何かで貰ったそのビスケット一個だけだと言う。
病気で死にそうになっていた、お母さんをその日本人の医者(国境なき医師団)が救ったらしいのだ。
彼女は、とても喜んだらしい。
私は、陰謀学の研究者でもあるのでTVが、ほとんどヤラセなのは、その当時からでも知ってはいました。
しかし、これは、真実だと直感したんですね。
その、小さな少女の、純朴さ
はにかみ、にも似た泣き笑い顔は、今も忘れません。
その行為は、自分の全財産をその先生に差し上げると言うことでした。
その先生も、号泣しながら、
「そんな大切なモノ貰えないよ」って言ってました。
人間が創る世界は、本当にインチキばかり。
糞みたいに嫌になる事もいっぱいありますけれどね。でも本当に尊く美しい何かも同時に混在していると言うことに、その時気づかされました。
人生とは、甘美なり。
思い出した和多氏も、また泣いてしまいました。
大勝利のサポートは、本当に必要ありません。常識の範囲を超えたサーポートをいただいても筆者が、旅行に行ったりするだけですよ(笑)。でも、お気持ち嬉しいです。有り難うございます。