白い花

うちの仏壇に、笠をかぶった小柄な僧侶が焼香をしにきた。わたしは窓辺に座っている。僧侶は、故人はお墓に納まっていますか、と問う。わたしは言葉を濁し、ちょっと離れたお墓です、と答える。僧侶は、白い花を探しにいきましょうよ、とわたしに言う。わたしは行こうかなと思い始めた。

水泳の競技をやっている。プールで、一人の美女が垂直に空中に放出される。水着を着ていると思いきや、全裸だった。痩せ型の体型。そのあと男に支えられてウォータースラーダーの入り口に連れて行かれた。深夜の繁華街。朝が近いくらいだ。そこを歩いている。飲食店で慶事だかの会合があり、まわりの席にはみたことのない人々だったので、部屋を間違えたことに気づく。

笠をかぶった小柄な僧侶が焼香をしにきたなあ。うちの中に巨大な本が何冊もある。お経だろうか。題名は象形文字というか変な記号で書かれている。白い花を探しに行きましょうよ、と僧侶はいう。そうしようかな、と思った。