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私が写真を撮る理由

私は結構「写真を撮る」という行為が好きです。
ちなみに今日は、写真を撮ることが好きだなぁっていう駄文をダラダラ書きます。特に何か生産的な情報が入ってるわけじゃありませんが、レンズ越しに人と向き合う事が、私の仕事や生活にどういう意味があるのかなぁということを、0時を回って溶けかけている脳みそでしたためてみます。

写真、最近特に好きです。
あと映像。まだまだだけど、とても好きです。
だけど私は特別カメラ小僧というわけではなく、物撮りは特にそこまで好きじゃないし、いわゆる景色撮影もそこまであがらない。
シャッタースピードを工夫して凄い夜景をとったり、スポットを探しておもしろい写真をとったり、そういうのができる人はとても尊敬するし、そのような写真を眺める事は好きだけど、特別自分が毎日作品作りに明け暮れたいかと言われればそこまででもありません。

でも私は人を撮るのがすごく好きです。
この写真とかいつどういうタイミングで使うか心の底から謎ですが、とても好きです。

DSC00966のコピー

8月加入したkept選手、あ、けぷにぃって呼んでるのでけぷにぃにします。
今思えばぶっちゃけ、「写真、プロカメラマンが撮るわけじゃないのか・・」ってちょっとがっかりさせたかなと思うんだけど、許して欲しい()

でもこの日、やっぱり私撮ってよかったんじゃないかなって個人的には思っていて。
正直、私に撮られるのってちょっと嫌だと思うんですよ()
なんていうか、お母さんに撮影されてるような、なんか気恥ずかしさが絶対ある。特にまだこの時、Rushファミリーに入ったばっかりでまだ固さも残る新鮮な時期だったし。(今やオフィスきたらソファでぐでーんしたりしてるので、もはやもう既に懐かしい)
でなんで私撮ってよかったと思ってるかっていうと。
一番初々しい、「これから」って感じの素が撮れてるなって思ってて。
等身大の、作り込まれていない状態が、出会ったばかりの頃の写真としては私はすごく気にいってます。(もちろんプロにだって出せるとは思うけども)※今後ちゃんとプロカメラマンも呼んでやりますよ期待しててね

DSC01005のコピー

撮影中「これ笑っちゃうんですけどw」
ってめっちゃ言うけぷにぃ。

自分で撮るのが好きな理由がもう一つ理由があって。
写真をとったり映像をとったりすると、レンズ越しにめちゃくちゃその人を観察するんですよね。もうそれはそれは凝視ですよ凝視。
小一時間ずっっっと人と向き合う。
そしてシャッターが切れるとき、その一瞬の真実が残る。

経営でも、チームマネジメントでも、ブランディングでもなんでも、その対象と向き合い理解を深めるって一番私は大事にしたいことだったりします。
時間をかけて向き合う。
言葉を交わし合うのも大事だし、過去の動画をみたり記事をよんだりも当然大事。
そしてそれに加えて、レンズ越しに人を観察するのが私はめちゃくちゃ好きで、個人的には一番感覚的に情報量が多いなと感じてる行為です。
人が撮った写真もいいけど、自分で向き合った結果「収めたい」とおもった瞬間、そこに私は意味があるような気がしています。

ここはなんとも言語化出来ない。凄い感覚的()
理解してるというよりも感じる的なやつ。

試合の写真なんてそれの最たる例だと思います。

けぷにぃの写真、やっぱり試合が一番かっこいいのです。
あんまりかっこいいかっこいいって言ってるとそれ自体があれだから注意されるけどやっぱりかっこよいのです。
Rushに入って、選手として支援を受けるなら結果で返したいって言ってくれたけぷにぃがかっこよすぎて普段ぽよぽよお腹を気にして低い自炊力でなんとかダイエットしてるとかいうちょっとだけ情けないけぷにぃが一瞬で記憶から吹っ飛ぶくらい試合中はめちゃくちゃかっこいい。

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そしてEPIスマブラでの撮影を通じて、気づけばスマブラ界のファンにもなっている私でもあります。

私は、この日キシルくんがどんな背景でどんなプレッシャーを背負って試合に挑んでるか全く知らずにレンズを覗いてました。

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気づくと、カメラを持つ手が震えて、何故か試合中に涙が出る。
なんでや!?どんな脳みその妄想補完?!って思いますよね、私が一番思いましたよ。流石にリアルタイムで妄想しすぎやろと()
いやでも、なんにも妄想してないんですよ。
カメラ構えてるときって、写真を撮る、映像を撮る行為のこと以外正直あまりなにも考えてない。被写体をレンズ越しにみてるだけなんです本当に。
なのになぜか、目に入ってくる視覚情報によって手が震え涙がでる。謎。

正直レンズ越しにわざわざ足元みたりしないので、配信中にご本人が
「ここに座って足が震えてる自分が・・」っていう発言があるまでは、ご本人が震えてることにすら気づきませんでした。

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絵面と構図だけみるとデ○ノートのあのシーンに一瞬見えるかもですが、
実際は計画通り、の真逆。
全部準備通りじゃない、理想とかけ離れた自分、絶対絶命の窮地の中、それでも震えが止まらない中で、余裕0の中での最大限の集中と気合が入った瞬間の1枚。
全日程で一番好きな写真です。

(あとこればっかりは本当に言い訳がましいんですが、勝利の瞬間や決定的シーンはすべてカメラを映像にまわしています・・・ので勝利シーンなどの写真は1枚もないのは本当にすいません・・・)

レンズ越しに見る選手達は、本当に全員が全員、自分自身の多かれ少なかれ「何か」をかけてるような、そんなエネルギーにあふれていました。

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そして選手の素敵な瞬間が、ファンの人に届くのも嬉しい。
コロナの影響もあって、配信ばっかりで写真ないもんね。

でもやっぱり私がカメラマンとして一番嬉しい瞬間って、やっぱりご本人に
「これ、自分の好きな自分だな」って思ってもらえた時。
そしてそれが、その方のファンの皆様、応援してくれる人たちに届く瞬間がたまらなく好きです。

私が好きな写真でも、私が投稿したり発信しても実は一番届いて欲しい方へ届かなかったりする。
でもご本人がちょっとでも気に入ってくれたら、ファンの方へも届く。
写真もっとみたいです、って今回たくさんリプライやDMを頂いて、いかにスマブラのトップ選手の方々がシーンから応援されてるのかというのを実感しました。
全国のカメラマンさん、スマブラへ是非、作品作りに来てください!!!!こんなにレンズが喜ぶ被写体、ないです。

EPIスマブラの試合の全写真はこちらに公開中です。
https://www.keptepi.com/

その瞬間を残しておく意味

良い瞬間を残したい。私達には、希望が必要な時が、沢山ある。
生きてると本当に嫌な時すごくあるし、自分で自分が嫌になることって案外すごく多いと思うんです。
選手なら、大事な試合での敗北や、頑張っても結果でない時。
そんな時、「この自分は好きだな」って思える瞬間の写真があることが少しでも助けになったらと思うんです。
私は、これまでに撮った良い時の写真や映像に救われた事が何度もあります。

意外かもしれませんが私は人一倍人を好きになったり、良いところ見たり感じたりが得意だという自負もある一方で、矛盾するようですが現実を直視して悲観的になりやすく、自分や会社の良さを忘れる、見えなくなる、ないしはよく分からなくなることが多いと自己分析しています。
堅実で実直という良い面もありますがそれが事象によってはかなり保守的になりやすい悪い側面ももっているので、かなり意識的に強みと良いところを伸ばせるように見ていかないと、かなり防戦気味になったり、ぐっっと思考が収縮していく瞬間があります。
でも起業して社員を雇って事業を継続させることや、ゲーマーキャリアを支援すること、一緒に成長させていくこと、これらすべて保守的姿勢は全く強みになりません。
むしろ強みを活かして走り切る、99%ダメな時でもゆっくりでもいいから歩みを止めない、全く根拠のない自信を持ってどこにも何も見えない真っ暗闇の仲荒野を開拓しきるような勇気とパワーが必要な仕事です。
でもどうしても、上手くいかない事もある。
というかうまくいかない事の方が多いし、立ち止まるし考えてしまう。
これはこれで大事なんだけど、深く深く潜った先に深淵を覗きすぎて帰ってこれないような不安がよぎる。
そんな時、私にとっての海面を照らしてくれるのが「写真」や「映像」なんですよね。

好きなもの。守りたいもの。応援したいもの。
期待したいもの。忘れたくないもの。
大事な事をおもいだして、心がそれを認識してる時にしか大事な判断ってしちゃいけないと思っていて。
その大事な決断は時に辛いものもあるけど、少なくとも大切なものを思いながら下す判断には、私は後悔しないなと思います。

思うんだけど、そしてその映像や写真って、別にクオリティ関係ないんですよね。
今みても昔の動画、好きです。
大好きだなぁみんな、って思います。全員、今も、今の彼らも。
どんな未来が待っていても、今がどうでも、今のここから一歩でも良い方向ヘ足を踏み出すのは、希望と前向きな意識を持ってる人と心だけ。
誰に何を言われても、悲観的な自分にどれだけ現実を突きつけられても(一番の敵は自分)まだまだ頑張るぞ、っと、思う私であります。

リハビリがてら感情的な文章をつれづれなるままに書いてしまったが許してね。

本当は無理やり胡散臭いビジネスっぽい着地をさせようと一瞬考えたんだけど、そんなことしなくていいかなって。
写真が好き。
最近撮影してたら、素敵な瞬間であえてもっと好き。
もっともっと、人の素敵な瞬間を、収めていきたいな。

おやすみ!


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