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雨のお休み(2024年6月5日(水)の300字小説)

 朝起きると、部屋の中は寒かった。6月に入ったというのに。
 ベッドから出てフローリングに裸足をつけると、寝起きの体温だったのがひんやりと冷気が伝わってくる。慌てて靴下を履いた。
 今日は休みなので、出掛けようと思っていたが、天気はあいにくの雨らしい。やっぱり出掛けるのを諦めて、家の掃除をしていよう。終わったら、紅茶でも淹れてのんびりしよう。
 でも、ついつい観始めてしまう配信サービス。一度始めたらなかなかやめられない。こうして今日の休みも終わってしまいのかな、と一抹の不安を覚えたのだった。
おしまい

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