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自論

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短編詩集みたいに書いてます。 忙しいときにこそ、読んでもらいたい一転語のようです。
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2023年6月の記事一覧

自論①⑥:「幼少の記憶⑶ <子供の頃のお盆休み>」

九州の田舎に 父方の祖両親の民家がある そこへ遊びに行った あの夏の20年前のこと。 民家から歩いて森道を歩くと、 海辺が広くある。 そこの浜辺の奥にはクラゲが立ちはばかり 浜辺の手前では砂の中から、小ガニが数十匹戯れている。 また、民家の海側とは反対の方向へ歩くと、 アメンボはスイスイ、トンボが高い山の付近の小川からウヨウヨと飛んでいく。 民家は農作物も蜜柑畑もある。 民家の田んぼには、カエルがぴょこぴょこ跳んでおり、 虎柄の巨大な蜘蛛も潜んでいた。