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Don't be...

いつの間にか、Googleの行動規範の中から、Don’t be Evil(邪悪になるな)が消えていた。

いつの間にかといっても3年前の2018年に、すでに、Do the right thing(正しいことをしよう)に置き換えられていたようだ。

そこに入社したのは10年前…、私は、理想には届かずともそれを希求し続けるスタンスに意味があると信じているから、この規範を含む 10 Facts をみて共感できる会社だと嬉しかったことを覚えている。

ので、それが消えたことに一抹の寂しさを感じる。

でかくなりすぎて、無邪気にそんなこと掲げていられなくなったのかな。

あるいはただ、最近広く世に浸透してきているようなそうでもないような、アファメーションは肯定系で書くべしというテーゼに沿い正しただけか。

例えば、「ゴミをポイ捨てするな」「スピード出すな」「大声で話すな」などという否定形の呼びかけよりも、「ゴミはゴミ箱へ」、「制限時速を守れ」、「お静かに」という望ましい状態をそのままに言うほうが、人の意識にストレートに刺さって行動変容につながりやすいという認知の仕組みね。

いずれにせよ

ラリーとサーゲイは邪悪になるまいとしていた。

世界を良く変えようとしていた。

そして、世界は変わった。大きく。

 Evil (or Right thing) とは何か

 Evil (or Right thing) ではないものとは何か

真面目に考え始めると、むつかしいよね。



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