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進化するラーメン屋

ラーメン・パーソンとは言えないわたしだが、恵比寿にあるAFURI(阿夫利)というラーメン屋さんは、20代の頃、その町に住んでいた時から好き。

このところ六本木や麻布にも出店しているけど、なんだかやっぱり恵比寿の本店が美味しい気がするなあ〜と、思っていたところ、先日、恵比寿で昼時にふいに一人になったので、久々にチャンスだ〜と思って食べに行った。

そしたら、なんだか外国人のお客さんが多い。メニューは英語併記になっているし、入り口のところで淡麗(Tanrei)かまろ味(Maroaji)かのオプションを説明付きのボードで読んで選べるようになっている。

これはインバウンド誘致を頑張ってるんだな!

しかも100%ヴィーガンのメニューまででていた。

いいね!!

外資系で仕事をしていた時代、他のアジア諸国に比べても東京ってヴィーガンのお店が少ないって感じていたんだ。マルチナショナルなチームディナーではだいたい1人くらいはお肉ダメな人がいるので、(インド人は宗教理由による菜食主義が多いのだが、アメリカ人もまた、ファッション的な?なんちゃって菜食主義が案外多い。)レストラン選びに困ってたんだ。

東京といえばラーメン。でもラーメンといえばカツオ出汁にしてもトリ出汁にしても、ヴィーガンな人には食べられないものと決まっていたけれど、これなら、お勧めできるじゃないか。

他の飲食店も、インバウンドとりこみたかったらヴィーガンメニューあるってことを歌えば幅が広がると思うのだよ。

別にインバウンドだけを狙っているわけではなく、日本のお客さんにも向けたアンケートボックスも設置されているあたり、人気にあぐらをかかない感じが見て取れた。常に工夫を重ねているお店って、空気が淀まないからいいなって、改めて思った。

そしていつもの柚子塩麺、やっぱり美味しかった。

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