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私が新卒の頃、同じ部署に、いろんな会議や話し合いにおいて頻繁に「そもそも・なぜ系」の疑問を呈するアラサーの先輩がいました。 その問いが、時に本質的なので、初めて会う人は「ん?」と一瞬引っ張られるんです。が、問題はその後。彼はその答えを真剣に探そうとしないというか、自分で全く勉強したり調べたりってことをしない。 だから、周囲の人は、最初こそまともに答えようとしても、彼が無邪気に「空気はなんで透明なの?」「お星様が光るのはなぜ?」的なことを連発するうちに、またいってるって感じ
4月はあっという間に過ぎたれど研修の繁忙期は続いていて、わたしはあちこちの企業研修にちょこちょこ登壇しています。 この時期になると研修続きのなかで「自分はついていけていない気がする」と自信を失いかけている新社会人の声もちらほら聞こえてくるのですが、 講師視点からみると、研修設定なんぞに「100%ついていけてる」受講生なんて一人もいません。ていうか、そもそもそうなる必要はない。 問いに対して必ず正解があって、満点をとったら評価される生徒・学生の世界とは、社会人はその点が大