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画像はアンモナイトの化石、「自分を深く見つめ直し、明るい未来へ進む」意味があるそうです。
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2020年3月の記事一覧

つかさまきの自己紹介

はじめまして!目を留めていただきありがとうございます。 「つかさまき」は、本名の最初と最後の漢字をとった筆名です。創作が好きだった子供の時、じいちゃんが「小説家でデビューしたら、ペンネームはこれを使え」とつけてくれました。 で、いまだに小説家デビューはしてませんが、 2000年に東京大学で出会った相手と結婚したのが2008年。高齢出産で2児の母となり東京に住んでいましたが、2021年12月に、旦那の私費留学にくっついて一家でロンドンに移り、パディントンの近く、Maida

「電通案件」って言葉が巨悪の根源的ニュアンスでつかわれるなんて

電通が発表した推計によると、2019年度の国内の媒体別広告費でオンライン広告の金額が、ついにテレビ広告を抜きました。そろそろだなあってことは業界の人たちはみんな知ってたと思うけど。 一時期でも業界にいた私にとっては感慨深い話です。 2011年にGoogle入社した当時、国内広告市場に占める売上シェア(%)は1桁台でした。絶大だったのはテレビ広告、次いで新聞などの紙媒体広告、そして、リスティングやバナーなんかのオンライン広告に投下される企業の広告予算は…ほんのちょびっとだっ

趣味・ジョブ・キャリア・天職を区別して「キャリア」の呪縛から抜け出す

いろんなところで言ったり書いたりしていますが、エリザベス・ギルバートというアメリカの女性作家の方の本がとても好きで、また彼女の生き様、言葉を心から尊敬し勝手にインスパイアされています。 ジュリア・ロバーツ主演の映画にもなり累計1,500万部(!)のベストセラーとなった自身の回顧録「食べて、祈って、恋して」が圧倒的に有名ですが、これは彼女の4冊目の本。この後も回顧録1冊、創造性についてのセルフヘルプ1冊、2冊の小説を出しています。 また、彼女の創造性についてのTEDでのスピ

ストレスが地球をダメにする

私が外資IT系企業でやってきたビジネス・プランニングの仕事は、トップ(本社、およびカントリー・マネージャ)の意思決定を支持するという立場上、組織の中のマイノリティであった。 セールス・ファイナンスと言ってもいいし、売上目標設計と予実管理の仕事、と言い換えるとよりわかりやすいかもしれない。人数的にも、2~3人で数百人の営業メンバーが望むのとは違う視点から数字を捉え続けなければならない仕事である。 大きな組織のなかのトップ・ダウンとボトムス・アップはいわば作用・反作用みたいな