UKT(四段)は間違える #010
将棋ウォーズの棋神クイズをぺたぺたするだけ。
要するに実戦次の一手です。同時に四段()のポカがさらされる….
平日つかれて更新できなかった
第一問
問題
対抗系の終盤。
自玉がZなので攻めがつながれば勝てそうな局面。
どのように攻めをつないでいくのがよいか。
最善手はどっちでしょう。
失敗・最善手
実戦は▲2三桂成で失敗(-554)
実戦でも間違えた上、クイズでも間違えた。まったく成長していない…
桂を成ったのが失敗。相手に金がないので、△2二銀などには▲4三角成で勝てるという読みだった。しかし△同飛が好手で、以下▲同角成△2二銀でこちらの攻めが切れ模様。
最善手は▲4三角成(+1033)
▲4三角成が正解。以下△同金▲同桂成と進めば、相手のカナ駒をはがしつつ拠点を作ることに成功している。
反省・学び
駒得で喜ぶのは序中盤。終盤になったら、駒損をしてでも受ける手や攻める手を見えるようにしておく。
おまけ
問題の数手前が下記局面(棋神クイズと符号が先後逆)。この局面から▲4三銀△同銀▲2一銀△同玉で問題の局面に進んだ。しかし、下記局面では▲2三桂成が最善だったらしく、以下△同飛▲同角成△同玉▲2一飛で大優勢。
中段の玉が寄せにくそうと思って下段に落とす方針にしたが、読みが浅く失敗。人間的にはどちらの方針もありだと思うが、どうなんでしょう?
第二問
問題
相振りの終盤、相手からの王手をどうしのぐか。
詰まされたらおしまいだが、相手玉への詰めろが消えても必死をかけられて負け。
最善手はどっちでしょう。
失敗・最善手
実戦は▲5九玉で負け(負け)
駒をケチって玉をかわしたが敗着。実戦は以下△3九龍に▲4一香としたが△4八龍が好手で、①▲4八同香は△4九飛▲6八玉△6九飛成以下詰み。②▲4八同玉は△3六桂▲5九玉△4九角成▲6八玉△6七飛以下詰み。
また、△3九龍に▲4九金なら上記の詰み筋はないが、△同角成▲同飛のとき相手玉が詰まないので必死をかけられるくらいで負けで、棋神先生曰く△4八銀以下の即詰みもあるらしい。
最善手は▲5八銀(-311)
問題図の局面でしっかり銀を投資すれば詰みはなかった模様。金が残っていれば相手玉への詰めろも継続されている。
しかし、相手に正確に指されると分が悪かった模様。
追記
のちに検証した結果、問題図の局面ですでに敗勢らしい。棋神先生の読みで△9二玉とあるが、その局面で△4八龍以下即詰みがある模様
ただ、数手前に勝ち筋がありそれが下記局面。(符号逆)
この局面で、▲4七成桂△同玉▲4六飛以下の詰みがあるらしい。実戦は▲4八金△2八玉4七成桂以下問題の局面に合流して負け。また、無理に詰まさなくても▲7三同金なら互角だった。
反省・学び
自玉を受けるときは、相手に迫るのに最低限必要な駒を考え、それ以外の駒については受けに投資しても問題ない。
第三問
問題
対抗系の中盤。
駒損していて攻めの手がかりもなく、玉も入城できていないのでいいとこなし。ここからどのように手を作っていくのがよいか
最善手はどっちでしょう。
失敗・最善手
実戦は▲5五角で失敗(-750)
直前まで飛車が8筋にいたので7三の銀が浮いていると勘違い。両取のつもりで打った角が片方にしか聞いておらず、△4四桂が角成を受けながら銀取を見せた手でこちらがはっきり不利になった。
最善手は▲4四桂(+101)
相手が直前に指した△7六飛が実は疑問手で、▲4四桂という手が成立した。以下△同歩は▲5四角などの王手飛車で優勢。なので△2二玉くらいだが、▲5二桂成から金をとっていい勝負。
反省・学び
次の一手だとわかりやすいが、実戦だと手拍子で指してチャンスを逃してしまいそう。角と桂を持ったら、問題のような筋があると頭の隅に入れておく。
いろいろ次の一手上げているけど、一番課題に感じているのは序盤だったりする。定跡ほとんどわからん…
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