17年9月も徒然なるままに

9月28日 帰り道

仕事からの帰り道は楽しい。もう働かなくていいんだという開放感はもちろんのこと、薄暗くキラキラと光る居酒屋たちを見ているとワクワクとした気持ちになる。
滋賀の田舎なのでほとんどお店はない。帰り道にある居酒屋は1軒だけ。それでもワクワクしちゃうんだから、東京なんかに住んだら心のトキメキが激しくて命がもたないかもしれない。蔵前とかに住んでみたいなぁ。

居酒屋にふらっと寄ってみたいなぁとは何度も思ってるんだけど、実際に寄ったことは一度もないし、今後もないんじゃないかなと思う。
家に帰れば家族が待ってるし、ご飯も作ってもらえてる。ふらふらと、どこかに寄るような理由は特にない。

でも、何だろうか。行ってみたいなと思っている気持ちのまま、いつか暖簾をくぐってみたくてしょうがない。無計画に、気持ちのままに。

9月29日 星野源

星野源が好きだ。

今の時期にそんなことを言うと「遅れてきた恋ダンスかよ」と思われてしまうかもしれないが、断じて違う。むしろ逃げ恥すら見てない。本当は原作が大好きだったから見たかったんだけど、あいにく家にはテレビがないし、そもそもドラマ化したことすら知らなかった。
僕の周りのツイッタラーたちはそういう流行りのドラマに疎い部分があって、最終回になってやっとタイムラインが逃げ恥で流行りだし、その時点でやっと「あ、逃げるは恥だが役に立つ、ドラマ化したんだ」と気づいたほどである。すでに最終回だ。見るわけがない。

それじゃあなぜ星野源を好きになったかというと、逃げ恥のブレイクの影響で星野源の著作が本屋の入り口に並ぶようになり、それはそれは幾多もの本屋の店頭を占拠する彼の作品を読んでみたくなったからだ。
だから最初は星野源のことを作家だと思っていて、僕の周りの人は本を読まない人が多いから「最近星野源って作家にハマっててさ」と物知り顔で話したのに対して「今さら?」と返されたのは衝撃だった。

そんな星野源は逃げ恥のあとも仕事が増え続けており、30,000人導入のライブのあと、公開ラジオ収録を行い、コウノトリ2の撮影を経て、1時間だけ寝て翌日また働くらしい。
1時間である。
かのナポレオンでさえ3時間寝てるのにたったの1時間。自分なんて今日11時間も寝てしまっていて、星野源に睡眠時間を半分分けてあげても成人男性の十分な睡眠時間を確保できているくらいに寝てしまっている。というか寝すぎだろ自分クズかよ。

なぜ星野源が好きなのか。色々考えてみるとそれは星野源が多才だからだ。役者、音楽家、文筆家。どれもこれも成功している。
そんな星野源も著作で言っているが、どれも最初は才能などなくダメダメだったらしい。文章の才能もないし、音楽だってダメダメだった。ダメな頃から色々と手を出すものだから、周りからは「二兎を追うもの一兎を得ずだよ。1つに集中しな」と言われていたらしい。

それでも星野源は好きだから書き続けていたし、歌い続けていた。「二兎を追うのは難しいけど、もし二兎を追えるやつがいたら面白いよな」なんて考えながら好きなことをやり続けたらしい。
自分はこの星野源の「好きなことをやり続ける」ところが好きで、尊敬している。睡眠時間が1時間になってもやり続けられるなんて異常だ。

今の自分にはやり続けられるほど好きなこともないような気がして、「やり続けた先の報酬」を求めすぎている気がして、報酬を気にしすぎると好きなことが嫌いになっていく気がして、「あぁもう何もやりたくねぇ」と寝続けているような、そんなダメダメな感じがしてしょうがない。

好きなことをやるって難しいなぁ。でも本当に好きなことをやってる人は、無意識のうちに書いたりとか、歌ったりとか、その好きなことをやっちゃってたりするんだろうなぁ。

9/30 付き合った記念日12

本日9月30日は4回目の結婚記念日であり、12回目の付き合った記念日だ。29歳にして12回。そろそろ人生の半分を奥さんと過ごしていることになるんだなぁ。

今年はどこへも行かず、良さそうな肉とケーキを食べてお祝いをした。
毎年どこかへ旅に出ていたけれど、子どもが生まれてからは旅に出るのにも相当なエネルギーが必要になるため「記念日くらい、ゆっくりしたい」ということで家で過ごすことにしたのだ。旅って楽しいけど疲れるよな。

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毎年色んなサブライズをしてきたけれど、子どもができてからはめっきりそういうのをしなくなった。
大事な人が増えると、大事な人たちにかける時間が分散するのかもしれない。写真を見ていると、昔はたくさんあった奥さんとのツーショットが劇的に減って、子供単体とか、子供と片割れの写真が増えている。サプライズしたかたったな。

最近エネルギーがなさすぎる。今日も10時間寝てしまったし、起きたあとの虚無感が酷いわで精神にも悪い。もっと起きてやりたいことをしっかりやらないと。明日は起きれるだろうか…

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