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国会図書館の蔵書数が43420000冊なのに対し人生で読める本の数は365.25冊/年*80年=29220冊程度でつらすぎる(YouTube用原稿)

流石に分が悪すぎる、私は分が悪い勝負をしたくない。なぜなら分が悪いから。
寿命がある故に、情報を網羅することは不可能であり、必ず間違った偏りを選択しなければならないことがつらすぎる。

選択することが怖かった。選択しない者の大抵が流れつくインターネットでは、選択しないにもかかわらず、獰猛な知的欲求を刺激する情報がひたすら流れてくる。自ら失敗を選択するという悲劇を確実に避けられる上で最低限、いやそれ以上の情報という甘い蜜を吸えるのだから、非常に妥当である。

それでも選ばならければならない。
情報を見ているけでは経験の積み重ねがない。この世を同時刻に生き連ねるみなさんのために、そして後世のみんなのために、非常に分の悪い、判断しようのない物事を判断し、最善の選択をしなければならない。選ばなければならない。必ず正解できないからと言って不正解で良いわけでもない。どうにか最善を選ばなければならないし、時間は進んでいくから選んだ瞬間にそれが最善でない理由を探してまた次の最善にしなければならないし、そのように最善になることが必ずない人間のことを認めて愛さなければならない。認められず愛されず間違っている人生なんて本当に本当につらすぎるからだ。わたしたちは必ず味方で、善という秩序をもとに、必ず最善に間違えて、それでいて間違っていることを自覚し、自他ともに間違っている自他を受容し、愛し、また必ず間違える最善の次の一手を打たなければならない。

人生を諦めたくないです。物理的に無理かもしれないけど誰の味方でもありたいです。チャンネル登録よろしくお願いします。noteのフォローもよろしくお願いします!

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