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【IVRy入社エントリ】15年前の出会いが人生を変えた

はじめまして、後藤祐貴と申します。
この度ご縁あって株式会社IVRyに入社することとなりました。
これまでXやFacebookでは支援者側としてリポストやシェア等で応援してきましたが、満を持してIVRyの中の人間として働くこととなりましたので、これまでの経緯や、転職理由、IVRy参画後何を成し遂げていきたいかをお話しできればと思います。


プロフィール

まずは私のこれまでのキャリアについて、簡単に振り返りたいと思います。
EY新日本有限責任監査法人
STORES株式会社(旧ヘイ株式会社)
G-FAS株式会社(旧GCA FAS株式会社)

大学卒業後、2014年に公認会計士試験に合格し、翌年EYに入社しました。EYでは不動産セクターに所属し、主にハウスメーカー、ホテル運営、REITを中心に様々な業界の会計監査を経験。振り返ると今ではコンシューマーとして高頻度で利用するプロダクト、サービスを提供している企業の監査も経験させていただき、貴重な時間だったなと思います。

その後、外ではなく中から会社を見たい、成長させたいという思いが芽生え、STORES株式会社(当時はヘイ株式会社でした)に転職。Coineyとストアーズのグループ化の時期でもあり、会計面のPMIから始まり、通常の経理オペレーション構築、運用からIPO準備まで幅広く経験させていただきました。専門ファームから事業会社への転職でカルチャーギャップもありましたが、優秀で優しいメンバーに恵まれて非常に充実した2年間を過ごせました。

STORESで資金調達のDD対応に関与したこともあり、プロフェッショナルとしてまだ専門的な経験が不足していることを実感、また当時は独立の道も考えていたこともあり、ハードスキルを1つでも多く身に着けたいという気持ちからGCAグループに参画。旧GCA FAS(現G-FAS)に出向し、財務デューデリジェンス(財務DD)、バリュエーション業務に従事。監査とはまた違う角度からの対象会社についての調査、分析業務、そして洗い出したイシューをベースに株式価値を算定するという実務を経験することができました。DDからバリュエーション業務を一気通貫で経験できることは、縦割りで組織が分かれておらず、1社で完結できる独立系のファームの特徴なので、今振り返ってもG-FASを選んで本当に良かったなと思っています。
またGCAグループという強みを活かしたFA協同案件も複数経験させていただき、M&A全体のプロセスもトレースすることができ、非常に貴重な経験をすることができました。
入社して半年でHoulihan Lokeyから買収され、急に外資系企業になるなど色々イベントは多かったですし、M&A業界特有のハードな働き方、その他ここでは言えないこと含め本当に色々ありましたが、振り返ればどれもいい思い出です。

奥西との出会い

正直に言うと、前職のG-FASはこのタイミングで辞める予定は全くなく、自分としても本当に想定外でした。
会社の待遇に不満はありませんでしたし(FAS業界の中ではかなり恵まれていたと思います)、まだまだやれなかった業務も多くあったので、今回の転職では特段転職活動はしていません。(お世話になってたエージェントの方にご意見を伺ったくらいです)
そこまで不満のなかった会社を退職し、なぜIVRyを選んだのか。それは代表の奥西との関係性を説明する必要があります。
ここで奥西との出会いを振り返ります。

奥西とは約15年前に自動車教習所で出会いました。(もうIVRyに初期からいる方にとっては聞き飽きたネタかもしれませんが笑)当時奥西10代、私も21歳くらいの年齢でした。
15年前、マニュアルで免許を取ることがかっこいいと思っていた私は、オートマで免許を取ろうとしていた友人に死ぬほどマウントを取っていたにも関わらず、坂道発進をミスって仮免の試験を1度落ち失意のどん底にいました。

その再試験で出会ったのが奥西でした。

私から声を掛けたと記憶していますが、なぜ声をかけたのか、今となっては全然覚えていません。(独特のオーラはあり、個性的な奴やなって思ってました笑)
阪神ファンということと、共通の友人がいたこと、彼が私の地元でバイトしてたことが判明して仲良くなり、SNSでゆるーく繋がり、その後は数年に1度のペースで定期的に会っていました。
その後、同じタイミングで彼はリクルートに、私は監査法人に就職するために上京。上京後も節目節目で連絡を取り合い、彼が独立したタイミングでオフィスに遊びに行ったりしていました。(そこで小瀬さんと出会いました)
その頃から一緒に働けたら絶対楽しそうだな、とふわっとは思っていましたが、当時は社員もゼロ。複数のサービスをやっていたこともあり、そもそも何の会社なのかよく解っていませんでした。
コーポレートがバックグラウンドである自分の出番は当分ないだろうなー、一緒に働くとしても10年後とかかも?と思っていましたが、その後すぐ世間はコロナ禍に突入。ワクチンの予約電話の需要等でIVRyは社会的にも無くてはならないインフラサービスの1つとして急拡大していきました
直近では2度の資金調達を経て、有難いことに社員も40名を超える急成長。これはこのタイミングで入らなければ一生後悔すると思い、今回の入社に至りました。(前述した前職でやってないこととの兼ね合いもあり、ちょっとお待たせした形になってしまいました)

思い返すと、調子に乗ってマニュアル車で教習所に申し込み、坂道発進をミスったからこそ彼に出会えたとも言えるので、人生何が正解か本当にわからないなと思います。(免許取得後、一度もマニュアル車には乗っていませんが、教習所代は完全にペイしました笑)

15年前はこんな日が来るとは想像してませんでした

転職理由~一緒に働く仲間が好き

とはいえ、自分の人生の一期間を過ごす会社を選んで入社するわけですから、いくら代表の奥西を昔から知っていたとしてもそれだけで入社を決めたわけではありません。大きな理由は3つほどあります

1つ目はIVRyのメンバーの方々が人間的に素晴らしい人ばかりということ。
入社前からオンラインでもオフラインでも、関与しているメンバーの方々と交流させていただいていましたが、人当たりが良い方々ばかりで、コミュニケーションが本当に円滑にできます。物事を相手の立場に立って自分事として捉え、前向きに動ける人が多いことが社員の共通項だなと感じました。
IVRyのMVVで言うのであれば、Feel Specialに当たると思いますが、困ったこと、解らないことが合った場合に、質問すると恐ろしいほど速いスピードでレスが返ってきます。
驚いたを通り越して感動したのは、オフィスに初めて来たくらいの時期に、オフィスのWi-Fiはどこだろうとnotionを探していたら、私の行動を察してコーポレートの今西が「これですか?」とIDとパスワードを送ってきたことです(笑)
その視野の広さにも驚きましたし、MVVがちゃんと従業員に浸透してるな~と感動した瞬間でした。

IVRyのMVVについては以下に記事がありますので、奥西の想いも感じていただければ嬉しいです!

また、会社全体を挙げて採用にも力を入れているためか、皆さんそれぞれの業界で高いレベルで活躍してきたキャリアの方が多いので、個々のスキルも高く傾聴力もある人ばかりなので、互いを認め合い、足りない部分を補完しあうという理想的なチーム作りができている印象がありました。

このような環境で仕事ができるのであれば、自分自身も成長でき、かつ素晴らしい人脈もどんどん作れるし、今後の人生がますます楽しみになるなと思っています。

入社前から誕生日祝っていただいたりと、本当温かい会社です
パートナーの誕生日にお花を送ってくれる制度もあります

転職理由~提供しているサービスが好き

2つ目はIVRyが提供している音声サービスが好きだからです。
現在は電話の自動応答サービスをSaaSで提供する事業をメインで展開し、SMBの抱えるペインをITの力で解決したいというポリシーでサービスを行っています。

私も含め、日本人は電話が苦手です。
電話がかかってくると、それまでの行動をいちいちストップして対応しないといけませんし、その用件の多くは緊急性が高いものじゃないことがほとんどではないでしょうか。
また、かける側からしても変に緊張したり、ネット予約がないので仕方なく電話するという方も多いはずです。
その一方で、電話を完全に無くすことは現実的ではないでしょう。法人や個人事業主からすれば電話番号は信用の証とみられますし、LINEやその他のコミュニケーションツールがどれだけ発達しても、電話番号が消滅するという未来は見えません。10年後、20年後も何らかの形で電話は存在し続けると私は考えています。
このような電話に関する不の部分を、ITの力で解決するIVRyのサービスは社会的意義もあり、素晴らしいものだなと思いますし、音声という切り口で見れば電話だけでなく、様々なサービスに応用可能だと考えています。

転職理由~事業会社で働くことが好き

3つ目は自分の性格的な理由ですが、結局私は外から支援するのではなく、中で働く事が好きだということが良くわかったからです。
前職のG-FASは素敵な会社でしたが、アドバイザリー業務がメインでクライアントからすると遠い存在に終始し、クライアントのことを完全に理解し切る前に案件が終わってしまうことも多々ありました。
課題だらけの中、自分事として、自ら今1番会社にとって必要なことは何かを考え抜き、自分の裁量で片っ端からモグラ叩きのようにタスクをこなしていくあの快感をもう一度味わいたい。
また、自分の知識、経験を必要とされる場所でタイムリーにお届けする。それこそが、プロフェッショナル、専門家としてのあるべき姿、立ち位置なのではないかと私は考えています。
そのような思いはIVRyで再度実現できると思っていますし、むしろIVRyであれば、より高いレベルで組織として課題に立ち向かっていく必要があり、自分自身も更に高いレベルが求められ、会社と個人双方が互いに高め合っていく環境が作れると確信しています。
具体的には、まず改めてIVRyというサービスの良い点、改善点を再確認すること。そしてIVRyという会社の良い所、さらに良い会社になるために必要なことを理解することから始めようと思っています。
中長期的には、1日でも永く在籍したくなる会社にするためにどうすればいいかを考え、従業員のため、社会のために必要不可欠な会社に成長させる一助となれるように日々とにかく楽しくそして全力で頑張っていきます。

どの距離感で会社と関わるか。自分にとって心地良い会社との距離感を把握し、適度な距離感で仕事ができる会社を見つけるのが幸せへの早道だなと今更ながら思いました。(それを実現できるためのスキル、自己研鑽、人脈作りがマストなのは言うまでもありません)

最後に

長文となりましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。
IVRyを設立当初からずっと見ていた私ですが、本当に素晴らしい会社に成長したなと思っています。特にここ数年のIVRyは可能性しか感じません。
社内のメンバーは本当に熱量が高く、一緒に時を過ごすとワクワクする方々ばかりです。
しかし、IVRyの目指している姿を達成するためにはまだまだメンバーが足りません。私たちにはもっともっと素晴らしい仲間が必要です。
これを読んで、IVRyに興味が湧いた方、気軽にOpenDay(毎月1度行っています)に遊びに来てください。きっとワクワクすると思います。

是非ご連絡をお待ちしております!

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