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理性の正体を考える

理性と熱狂は相反するものだと思う。

anoneというサービスをご存じだろうか。自分のセクシャリティを質問を答えていくと表示してくれるものだ。

セクシャリティは変遷していくという。変わらないものだと思っていたが、そんなことはないらしいのだ。

一度目にはジェンダーはシスであった。つまり心と体の性別が一致している、この世で一番多い人々。

しかし、この間二回目をやってびっくり。

Xジェンダーと表示されたのだ。

これはちょっと広い概念の様で、中性というべきなのか僕も少しわからない。とにかく広い概念の総称である。

説明もちゃんと書いてあるので皆さんやってみてね。

僕はなんかしっくり来た。

思えば、皆さん。

自分は「男性だ!」「女性だ!」とかっちり自分したことはありますか?僕はなかったのです。

なんとなく男だなあとか思っていた。だから彼女を作るのだろうと思った。

でもそれは完全に理性に支配された愛だったなあと思う。

同性愛が理性に反しているとか言いたいのではなく、自分の恋愛対象にしっかりと向き合っていないのでは?という反省だ。
なんとなく恋愛しちゃだめだよなという気付きだ。

つまり、熱狂の渦の中にいる恋愛をしていないなあということだ。
恋はいつでもハリケーンだというのに…。

ホモ・サピエンスの一員としてもっと真摯に向き合おうと思ったよ。

1.熱狂で理性を失う

記事を読んだ。そのライターの方は日本ハムファイターズファンだが、今回の日本シリーズではわれらがホークスを応援しているとのことだった。

理性ではホークスを応援するのはおかしい。しかし、パリーグの代表たるホークスを心の底で応援してしまう。

理性が負けた瞬間である。

この時点でやはり理性といったものは人間の中には存在せずに、社会規範ともいうべき人間の動物からの特別視の中で作られた哲学体系があるのだろうなと思うのだ。

何言ってるのかわからないな。

つまり理性として形を持つ何かを作るのは人間だけっぽくない?ということ。

うーん。

猫さんは何かの哲学を持ちながら生きているようには思えないし、何か理性によってセーブすることもないだろうって思う。

2.動物の同性愛

そんなことを考えていて、ふと動物の同性愛ってあるのだろうかと思った。

調べたらあった。しかも結構な数。

鳥も魚もゴキブリも!(Wikipediaより)

(本はあとで読むとして)やはり人間は特別でも何でもなく、同性愛すら標準であるんだなあと地球の友達が教えてくれる。

どんなに偉い学者よりも信用できる気がするのは僕だけではあるまいて。

で、それを否定する動物は僕らだけだ。なぜだろう?
若干当事者意識を持っている僕はそこは他人ごとではなく思うのだけれど。

それは置いておいて。

3.理性?

理性はどこにあるんだろう。

ひかれそうな猫さんがいてそれを助けるために道路に飛び出すのは理性から言えばそれは誤りであるという。

しかし、これは理性に逆らうことをきっと僕は選ぶ。

ではこれはどうだろう。

酔っ払いがけんかをしている。何やら怒鳴りあいをしているのである。

もし、大勢対一人だとしたら僕は通報するだろう。

しかし、一対一だったら僕は通り過ぎる。本来だったら止めに入るほうがいいのだろうけど、めんどくさい想像が理性によって頭の中で再生されて僕の理性はやめときなという。

やはり、理性はだれしもに共通するような都合の良い物ではない。

紙が人類に共通して持たせたのは理性ではなく、人間は神の思う通りに動くほどロボットチックにできていないのだ。

これは間違いないはずだ。

4.正体見つけたり

野球から始まって動物の同性愛に着地する僕の理性の分析。

もう少し続けてみたい。

心の熱狂は理性を覆い隠す。
これは間違いないだろう。なぜなら人間は往々にして理性と真逆の熱によって動くからだ。

ここで理性という言葉を変えてみようと思う。

‘‘理性‘‘を‘‘規範‘‘としてみる。こうするとかなりすっきりするのだ。僕の中では。

人間という生き物がまとまるために必要な規範こそ、大昔の人々が理性と名付けたものの正体なのではないか。

5.気が付いたら

人間にとって哲学というのは必要なものであると思う。

それは群れとして進化していくのにも必要であるのは当然なのだが、人類の意志を感じてしまうのだ。

「僕たちはまとまらなければならない。生物としてこの地球を支配するために。」

面白い!SFっぽさが出てきた。

人それぞれ考え方はあると思う。しかも、僕はなぜこんな風に文章をまとめているのか理由がよくわからない。

少なくともこれは理性ではないのだ。

6.若気の至り

尊敬する人に言われたことだが、僕みたいな23歳という人間はまだ芽みたいなものだと言ってくださった。

もやもやすることは可能性とも言ってくれた。

そしてもっと物事を知れと言ってくれた。

僕ももっと物事を知りたい。

知らないことって何だっけ、と探すくらいまでたくさんのことを知りたい。

この文章も何かをつかみかけているようでつかめていない。と思いきやしっぽだけつかんでいる。しかし、そのしっぽは切れていてピチピチ動いているからいかんともしがたい。

そんな感じ。

7.終わりに

書き始めたときはこんな着地をするとは思っていなかった。

どこに着陸するのかわからない飛行機とはハイジャックされているのと大差ないわけで。

文章に人柄って出ちゃうよね。

まわりまわって、世の中が幸せになる使い方をします。