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「花束みたいな恋をした」レビュー
1/29日公開 土井裕泰監督 坂元裕二脚本 主演 菅田将暉 有村架純 【花束みたいな恋をした】のレビューをしていきたい。
自分は生粋の坂元裕二信者なので、既にこの映画の脚本と小説を読んだ上で、公開初日に作品を見た。一言で言えば『リアリティの極致』だった。
「ビフォアサンセットの見せた世界」
早速話は変わるが、ビフォアサンセットという作品をご存知であろうか。リチャードリンクレイター監督イーサン・ホーク ジュリーデルピー主演のラブストーリーである。
リチャードリンクレイターは、『少年の僕が大人になるまで』という作品で(これもイーサン・ホーク出演)11年間もフィルムを回し続け、5歳から16歳になるまでを映画にするという、とことんリアリティを追求した監督である。
その労力に見合っただけの感動が伝わってくる。そこにいるのは、俳優ではなく、ありのままの登場人物なのである。嘘の全く感じさせない物語なのである。
ビフォアサンセットと花束みたいな恋をしたの共通点をあげると
・若者(大学生)の恋愛の話である
・ほぼ二人の関係性だけで物語が展開されるーほかの登場人物はほとんど登場しない
・限りなくリアリティに溢れてロマンティックである
3点である
今回の坂元裕二の脚本にも同じものを感じた。
敢えて差異を指摘するとするなら、会話の内容である。
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