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抱花眠

 今日は夏至。一年で一番昼が長い日だが、あいにく曇☁や雨☔の天気で、日の長さを実感できない😅。

 おまけに蒸し暑い🫠。

 昔の人も六月は暑いと思っていたらしい。

端に囲まれた四阿(あずまや)

 清の時代の袁枚(えんばい。1716~1797)という人の詩。

  銷夏詩(銷夏の詩)

 堅苦しい宮仕えをやめてから、半年近くたった。
 今は毎日、水に囲まれ雲がたなびくところで、静かに花に抱かれて眠っている。
 常日頃、無位無官の生活を楽しもうと思うことしきりだが、まず人に誇りたいのは、六月の酷暑を、このように満喫して過ごしていることだ。

 『心がなごむ漢詩フレーズ108選』という本から。

 六月といっても、たぶん旧暦だろうから、今でいうと七月の大暑の頃(7/22くらい)かも。
 それにしても、いくら七月でも、今ほどは暑くないと思うが、昔の人は、冬の寒さには強いが、夏の暑さは苦手だったんだろうか?

 タイトルの「抱花眠」は、『心がなごむ漢詩フレーズ108選』の、この詩が紹介されている項。なかなか洒落ているね😃。

            🐻

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