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【ライフシェア】「お断りします」で広がる世界

おつきあいをできる人間の幅を広げる簡単な方法があります。

”自分の意思をきちんと伝える”ということです。


「そんなのわかってる」

と思われそうですが

意外と無意識に人に対して

NGを持ってることってありませんか?


例えば何かをおすすめされるときに

「要りません」って断ることに

罪悪感や苦手意識が無い人って

なにかを勧められるれるストレスが

苦手な人に比べてはるかに少ないんですよ。


これってショップの店員さんの

「お似合いですよ〜!

 こちら他の色もございます!」

みたいな一声を受けたときに

青信号を渡るように当たり前に

「結構です」って言える人もいれば

赤信号を渡るような罪悪感で

「結構です」って言う人もいると思うんです。

これって前者は全然

”何かが起こった”って感覚もなく

過ごすんですけど

後者に関しては

「あ〜なんかすごく勧められた

 断るの大変だったな〜

 服は気になるけど

 ちょっとめんどくさいな」

となんとなく心にもやもやが残って

行くことや買うことを

辞めたりしてしまうと思うんです。

言うまでもなく前者は

欲しいものがあれば行きますし

要らなければ行かないでしょう。

”お気に入りの服を手に入れる”

という目的でも圧倒的に前者が近道だと感じます。


ちなみにこの違和感に気づいたのは

グループメンバーとのやりとりでした。

彼女は私の”頼み”や”誘い”を

それはそれは簡単に断る子でした。

”頼み”や”誘い”を断ることに対して

罪悪感があった私にとっては

最初は失礼な人だとすら感じました。


ですが長い付き合いになっていくうちに

彼女の”正直なお断り”を”誠実だ”

と感じるようになりました。


なぜかと言うと彼女は

自分にも他人にも嘘をつかずに

生きていると感じたからです。


断るときに小さな嘘をつかれることがあります。

「行きたいんですけど。。。」

「好きなんですけど。。。」

もちろん人間関係を円滑にしたいからであり

善意からの嘘ではあるんでしょう。

嫌だと感じていても

なんとなくの笑顔で曖昧にして

静かに疎遠になったり

嫌ってしまっていたり

言えないことが増えたり。

合う合わないがあるので

それが悪いことではないんですけど

どうせ疎遠になるんだったら

誠実な思いを相手を思いやった言葉で

正直に伝えてしまえばいいと思うのです。


一方で断り上手なメンバーは

断ることに罪悪感も感じず

自分がやりたいことに忠実な彼女は

”要らないもの”を持ってる人に対しても

付き合うストレスが少ないのです。

無意識に”要らないものは断わる”が

習慣づいているんですね。


お断り上手の彼女のおかげで

断る罪悪感とはだいぶさよならできました。

まだまだ自分の中で「言いづらい」と

感じる”お断り”はありますが

誠実さが伝わる

お断りのバリエーションを増やすことで

好感度を上げていきたいなと思います。


宇城ありさ

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