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英気を養う月曜日

前回の記事で先月よりはだいぶ心の状態も和らいできたと綴ったところですが、
まだなんとなくぼんやりとしていて、本調子ではない感じ。

何かが燃え尽きてしまったかのような
歌舞伎や踊りも相変わらず好きではあるけど、
以前ほど気持ちが積極的でない。
(来月以降のチケットは取ってあるので、観たらまた再燃する予感もかなりあるけれど。)

お稽古ごとも復習する余裕なく、
着物も着付けの練習が自分的にひと段落したのもあるけれど(独学です)
新しく手に入れた着物もあるのにイマイチ乗ってこない。

シルバニアで江戸の庶民の生活をミニチュア制作してましたが(これも趣味)こちらも放置‥。

去年の今頃のわたしといったら、
仕事の合間に、着付けの練習、
ビーズで着物の小物類をハンドメイド、
弾丸で深夜バスで京都へ行き、あっついあっつい京都を闊歩、そして現地で着付けして四条南座で観劇。その日のうちに新幹線で帰宅。
我ながらアクティブでありました。

さらにあしたがお稽古ごとの日であることを忘れていて危うく行きそびれるところでした‥。

とにかく今は疲れていて、
休みが必要なんだなと。
ぼーっと過ごすことをなるべく自分に許し、英気を養う期間とします。

こんなときは
自分の快の感覚を大事にします。
何をしている時が心地よいのか?

その一つが、本屋さんに行くです。
充実した文房具コーナーも隣接していると尚よしでございます。

店に入ると立ち籠める紙の匂い。
冷房で冷えた店内。
静かに過ごすことができる。

忘れていたけど、
小学生の頃からわたしは本屋さんのこういうところがすきでした。

snsにも疲れ気味で、距離を置きたくなったら、読書をするのがいいですね。

読書なんてすっかりしなくなっていました。

幸運なことに私の家の徒歩圏内に大きめの本屋さんや、地元の昔からある本屋さんなどあるのできょうは本屋さん巡りをいたしました。

いい出逢いがありました。
「江戸の道具図鑑」飯田泰子著 芙蓉書房出版
江戸時代の暮らしにまつわる道具が図解つきで、事細かに書かれています。
昨年発刊されたばかりのようでした。

江戸時代フェチなわたしが大喜びな内容。
資料としても重宝しそうな一冊。

イケナイと思いつつ
ブックオフにもたちよりこちらの文庫2冊。

すべて江戸にまつわる本ですね。

学生の夏休み気分?の名残りなのか、
夏はなんとなく読書したくなるのかもしれません。

本屋さんもすきですが、
画材屋さんや、紙屋さんもすきです。
銀座の鳩居堂さんなんかも夏によるととても癒されます。

久々に神保町にいくのもいいかも。

7月いっぱいはのんびりして、
8月は観劇のほか、美術館巡りもいいかもしれません。

ちょっとずつ欲が復活している気もするけれども、焦らずのんびり行こうと思います。