各国で違いを見せる法定通貨事情私たちは日本円しか使っていない 暗号通貨を学ぶ方は、挑戦したものの、学習迷子になる方が殆どです。日頃、暗号通貨のアドバイザーとしてご相談を承り、お話を聞かせていただいておりますが、多くのご相談者さんが、暗号通貨を学ぶことばかりに、どうしても目が行きがちなんです。 そこで私が、最初にご質問させていただくのが、「〇〇さんは、日本円以外の通貨を利用されたことはありますか?」という質問です。 私達日本人は、大変恵まれています。日本円というお金を使用
理解が求められる暗号通貨技術とお金の正体 暗号通貨の市場や技術、Web3の発展を望む人々が増加傾向にある事を感じる日々の中、衆議院の内閣委員会でも、NFTや仮想通貨(暗号資産)をめぐる規制のあり方の方向性や、成長戦略としてNFTの規制の枠組みを整備について話し合われ、『広く使われるためには、使い易く便利であること』への働き掛けが、昨年やっと動き出した様に感じます。 そんな中、「規制を行う人達は実際、暗号通貨の本質をどれぐらい捉えているのだろう」と日々疑問に思います。暗号通
映画『えんとつ町のプペル』 皆さんは、映画『えんとつ町のプペル』をご存知でしょうか。2020年のクリスマスに公開されたこの映画は、夢を追いかけて頑張っている人達へ向けて、強いメッセージを放ち、大変多くの人々へ感動を届けた作品として、一躍有名になりました。 私も映画を視聴した一人なのですが、暗号通貨アドバイザーとして、どうしても気になって仕方がない内容がありまして、今回コラムに取り上げさせていただく事にしました。 いつもの暗号通貨の発信とは違って、今回は「お金」がキーワー
暗号通貨アレルギーの重傷患者 私が暗号通貨に携わるようになったのは、コロナ禍に入った頃のことでした。まさか自分が、暗号通貨に関する資格を取得しているなんて、人様に暗号通貨を伝える側の立場になっているなんて将来は、想像もしていませんでした。 『ビットコイン』という名前を聞いてもピンと来ず、何が何やら分からぬままインターネットの中を調べ漁る、そんな日々を過ごしていた事を、今でもよく覚えています。 暗号通貨に関する記事を読んでいく間に、その記事や動画の内容の多くが、エンジニア
日本が失った天才今もその死を悔やまれ続ける天才 金子 勇 氏は、日本を代表する天才プログラマーであり、暗号通貨の技術にも採用されている、P2Pネットワークを実現し、世に広く知らしめた人物でもあります。 2013年に42歳という若さで、この世を去ってしまった金子氏は今でも多くの技術者・開発者達から、その死を悔やまれています。 今でこそ、LINEなどにも起用されているP2Pの技術ですが、実は1999年にはアメリカで開発され通信方式として既に存在していました。 金子氏が20
暗号通貨を利用した詐欺(スキャム)昨年から概ね予測はしていたのですが、暗号通貨を利用した投資詐欺やフィッシングなど様々な種類の詐欺が、現在急増しています。暗号通貨業界関係者が各々で、詐欺被害に遭わないよう注意喚起をしているSNSの投稿を、以前にも増してよく見かける様になりました。 傾向として、昨年話題になったNFTやメタバースを語った詐欺を多く見受けます。私が感じているだけかもしれませんが、暗号通貨の新技術として流行ったものは、その後半年から一年あたりで必ずと言っていい程、
ビットコインは「ジェネシスブロック」生成から13周年日本時間、1月4日午前3時15分、ビットコインが生誕13周年を迎えました。しかしながら、暗号通貨の歴史は積み重なっていくのですが、日本でのブロックチェーン認知は、なかなか進まない様です。 2008年10月末、「Satoshi Nakamoto」(サトシ・ナカモト)と名乗る匿名の人物が、インターネット上に『Bitcoin: A Peer-to-Peer Electronic Cash System』と題する論文を投稿しました
主婦から見た新人類Z世代皆さんは、Z世代をご存知でしょうか。 Z世代とはジェネレーションZ、アメリカでは1964年~1980年生まれがX世代、1981年から1994年代前半生まれがY世代(別名:ミレニアル世代)と呼ばれ、Z世代はそれに続く世代と名付けられました。1995年代後半生まれから2000年代生まれ、つまり現在16歳~24歳のZ世代を指します。若者カルチャー、トレンド発信の発信原となる世代です。 私は一世代前のY世代(ミレニアル世代)なのですが、現在子育てしてるのは
Facebook世代の私達は現在パパママ世代SNSの進化と共に大人になった私達 昨年テレビのニュースなどで、Facebook社が社名を「Meta」へと社名変更したことが報道されました。この記事は当時、日本クリプトコイン協会でコラムとして書いたものです。 私は現在30代なので、Facebookがリリースされ、日本で認知が広まってきた頃に登録した、初期のユーザー世代になります。 皆さんもお気付きだと思いますが、私達30代というのはSNSの普及と共に大人になってきた世代であり
暗号通貨に対する思い込み 『暗号通貨 = お金』、という捉え方でおられる方は非常に多く、私も最初はそう思っていました。 そう思うのも無理はなく、ビット“コイン”と呼ばれているのだから『お金(通貨)』だろうと思い込んでしまっても無理はありません。実はこのネーミングに“コイン”と入っている事が、私達を暗号通貨アレルギーにしてしまう要因の一つだなと主婦の私は思っています。 暗号通貨にはその通貨を発行している団体が背景にいます。それらの団体は、現状の『問題』に対し、変えたい、解