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『波動で綴る文章講座』…自分の想いを自分らしい言葉で表現する方法

今月も、2回の「波動で綴る文章講座」を終えさせていただきました。

「自分の中から湧きあがる想い、感覚を、自分らしい言葉にして発信したい。そして、その発信に共鳴してくださる方たちと繋がり、自分の世界を充実させていきたい」

そんな想いで参加をしてくださる方がとても多いように感じます。

講座にご参加くださる方の場合は、自分を表現したいと思うフィールドがたまたま言葉や文章であっただけで、人によっては絵であったり、写真であったり、音楽であったり、服であったり、料理であったり、お菓子であったり…と、それぞれなのでしょうね。


自分を知る


〝自分を表現する〟

簡単そうで、なかなか難しいことです。

難しく感じる理由は人によっていろいろあると思うのですが、一つあるのは、自分自身ですら実は「自分」のことがよくわかっていない、ということがあります。

「よくわからないもの」を伝えることはできません。

「自分は、何に、どんなふうに心が動くのか」
「何に違和感を感じるのか」
「何に心地よさを感じるのか」

こうした感覚は、日々の雑務の中で知らず知らずのうちに流れていってしまうので、常に意識していなければキャッチすることは本当に難しいと思います。

でも、それをキャッチできるようになると、「文章として書く」こと以前に、まず自分自身がとても喜ぶのですよね。

お母さんに話を聞いてほしい子どもと同じ、でしょうか。

「ねぇねえ、お母さん。いま私、こんなふうに思ったんだよ!」
「いまね、こんなことに気づいたよ!」
「お母さん。こんな気持ちになっちゃうんだけど、なんでなの?」

子どもは、お母さんがちゃんと自分のほうを向いて、「そうなのね?」って聞いくれるだけで満足。

それを自分自身にするのです。

特別な体験をしたり、特別な場所に行かなくても、日常には心が動く出来事がたくさんあります。

美しい花を見なくても、燃えるように輝く夕日を目の前にしなくても、日常の些細なこと、ルーティンでしている何気ないことからも、心の動きはキャッチできます。

そうやって「自分」を知っていくと、だんだんと言葉が紡ぎやすくなっていきます。


自分でつくった檻から出てみる



もう一つ感じている、〝自分を表現すること〟を難しくしている理由。

それは、「自分らしく居る」ことが、なかなかできないから。

「書こうと思っても書けない」状態になる時はきっと、気付かないレベルでこんな感じのことを思っているはずです。

「こんなふうに書いて大丈夫かな」
「あの人が読んだらなんて思うかな」
「誰かに突っ込まれないかな」
「あの人みたいに素敵な文章に見えるかな?」
「もっとこういう感じで書かないと読んでもらえないよ」
「文章ってこうあるべきなのに、自分のは全然だめ」……

目には見えない〝他人〟が自分の中に入り込んでいて、その人たちみんなにOKをもらえる言葉や文章を一生懸命探している。

自分で決めた厳しいルールにがんじがらめになっている。

心が足枷をはめて重く沈み、狭くて暗い檻の中で身動きも取れずにいる状態で、この状態は「自分らしさ」からは程遠い状態です。

こんな重りをたくさん身につけていたら、自由に言葉を発することは至難の業です。

講座では、「自分の中に居座っている他人にお帰りいただきましょう」「自分で作ったルールという名の檻の存在に気づいて檻から出てみませんか」、そんなこともお伝えしています。

受講後にいただく感想でもっとも多いのは、

「書くことに対して構えすぎていました。もっと自由に書いていいんだと思えました」

というもの。

まずはそこから。

その先に、自分らしい波動を紡ぐ世界が待っています。

「波動で綴る文章講座」は今後も、私自身に無理のない範囲の、月に1〜2回ペースでオンライン開催ができればと思っています。

2023年4月11日(月)13:30〜15:30

ご興味のある方はお問い合わせください。

また、ご希望の日程等がありましたらお気軽にご相談ください。


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