小学校0年生の一日

娘も無事、小学校という場所に慣れ始め親としてもホッと一安心…ではあるのですが、結局学校で"キミらは何をしてる人なの?"(某大物芸能人風)状態。

娘の通う学校には、日本のような保護者参観日はないので5歳の娘から得た情報を以下に書き連ねていきたいと思います…話半分と思ってください笑


まず登校するとしばらくの間は遊び時間。小学校といっても娘たちはreception=小学0年生の学年の為、教室はおもちゃでいっぱいです。幼稚園の教室と大差ないっていうか幼稚園の教室よりおもちゃの数は多いかもしれません!
大きなドールハウスや、本格的なティーセットを使ったおままごと、勿論絵本コーナーがあったり、絵の具や粘土が置いてある工作コーナー、謎の水遊び場など、入学前の見学で見た限りやりたい放題な感じです笑
その為工作好きの娘の制服の白いポロシャツは、毎日絵の具やペンのインクでカラフルになって帰ってきます。最早真っ白に洗うのは諦めました…。


その後は英語の時間。
イギリスの小学校といっても、移民大国のため母語が英語でない子も多いようで、ここはしっかり基礎から教えてくれます。ではどのような授業から始まるのか?ですが、最近は日本でも取り入れ始めている

"phonics"フォニックス

を中心に進めていきます。ご存知の方も増えてきているのでしょうが、このフォニックス、英語の綴りからどのように発音をするかというのを体系的に覚える勉強方法です。例えば、
a=ア
b=ブ
と言った具合に、まずこの文字はこう発音するんだよっていうことを徹底的に叩き込まれます。まずはアルファベット26文字をそれぞれ何日かかけて発音をして、それから始まる簡単な単語なども一緒に覚え、その後は
ck=ク
sh=シュ
といった2文字並ぶと変化する発音を学んで…のように段々レベルアップをしていくそうです。

余談ですが…学校が始まって早々に保護者向けにフォニックスのセミナーがあり、私も分からないまま参加してきたのですが、子どもにはこんな風にフォニックスを教えてあげてねという内容のもので…いやまず私!!私に教えて!!ってなりました笑

ただこのフォニックスの効果は絶大で、1年経った今、娘が意味を知らない英単語の綴りを見ても発音は上手にできるという状態になりました。これはこちらに来て一番の成果と感じています。
ただし我が家があるのはイギリスの片田舎なので若干の訛りがある地方のため、その訛りごと吸収する形にはなります…笑

そしてこのフォニックスの授業を終えるとmath time(算数)だそうです。
我が家では「これとこれ合わせたら何個になる?」くらいのことは会話としてやっていましたが、ちゃんと数式で足し算と引き算教えてくれてました。
ただ我々が怠惰だったばかりに!
1+1=2
という表示を見ると、彼女は
one and one mix ... two!!
と言うようになり、まだ+を「たす」、=を「は」と言ってくれません!先に日本語で教えておくべきだった!!…これから頑張ります。
他にも図形のお勉強などもしてくれているようで、思ったよりしっかり授業してくれていました。

そしてこの算数の時間が終わると先生が絵本を一冊読んでくれて、dinner time(給食)になるそうです。
給食に関しては先日のをご覧頂ければ嬉しいです!

https://note.com/uk_wf_ol_yh/n/n6b0d8771df4d

その後は外遊びの時間。大雨でない限り、小雨程度なら外に出されて意地でも外遊びをさせられるそうです笑
こちらもどちらかと言うと幼稚園の園庭なイメージで、receptionの子たちだけが使えるエリアがあり、そこで砂場やいろんな遊具が置かれています。

そして教室に戻されると、テレビを見る時間(!?)主にCBeebeesという日本でいうところのEテレが作っているアニメ番組を1〜2本ただ流すそうです。それでも一応先生なりに選別しているっぽくて、エンタメ色の強い番組はあまり流してない雰囲気を感じます。


その後は給食のnoteでも触れた、おやつタイムがあり(本当食べすぎ)保護者のお迎え時間となります。


これが一日の流れです。
他にも日本の学校で育った私としては、全校集会でも積極的に発言していくとか、静かにしてほしい時に手を挙げて黙るとか、細々したところにも異文化!!って思うところがいっぱいあります。
娘はこれが最初の学校ですので、日本に帰国した時にあまりのギャップにこれが異文化!!となるのでしょうね…(そうならないようにフォローはしたいですが!)。

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