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天皇皇后訪英中。滞在ホテル「Claridge's」のアフタヌーンティとは?

6月22日~29日まで、日本の天皇・皇后両陛下がイギリス訪問中です。

「国賓」扱いは6月24~27日なので、それまで夫妻は主に日本関係の場所やイベントを訪問しています。

今回両陛下が宿泊しているロンドンのホテルは、5星ホテルとして有名な「Claridge's」です。


■1泊30万円!の5星ホテル

現在ホリデーシーズンに突入していることもあり、またインフレもあり…でこちらのホテルのお値段は大変高いです。1泊約1500ポンドが底値。1ポンド=200円+αの円安レートで計算すると、1泊30万円強のお高いホテルです。

■ちょっと頑張れば行けるかも…アフタヌーンティ

庶民にはなかなか泊まることは出来ないのですが… ちょっと頑張ればこのホテルで楽しめることがあります。それは「アフタヌーンティ」。

画像出典:Claridge's 公式サイトのキャプチャ Copyright © Maybourne

こちらのアフタヌーンティ、2度ほど体験したことがあります。The Foyer & Reading Roomのゆったりしたテーブルと椅子でくつろぎながら、ライムグリーンのストライプ模様の食器で美しいケーキやサンドイッチをいただく贅沢な時間でした。

instagram- @claridgeshotel  のキャプチャ画像

確か私が最後に行った数年前、ティールームでチェロの生演奏も行われていました。いつもそうなのかは不明です。

現在、Claridge'sのアフタヌーンティの価格は「Traditional Afternoon Tea」が90ポンド(約1万8000円/1人)が最低価格。

1杯シャンパンが付くコースは100ポンド(約2万円/1名)~です。

■ロンドンのアフタヌーンティの「平均価格」は?

現在、インフレの影響もあり、アフタヌーンティは気楽にできるものではなくなっています。4星以上のホテルでのアフタヌーンティは100ポンド前後が相場です。

ミュージアムやブラッセリ―では30~40ポンド前後のアフタヌーンティもありますが、それが「底値」と思ってください。

↑ホテルよりは控えめ値段で楽しめるアフタヌーンティとして、私のおすすめはブラッセリ―「The Wolseley」のもの。£44.50~。

https://www.thewolseley.com/menu/afternoon-tea/

昔は夕食代わりにアフタヌーンティやハイティ(夕方のお茶の時間)をしていた中・上流階級の家庭はあったのですが、現代においてアフタヌーンティは特別なことです。何かのお祝いであったり、特別な時に皆で行くイベントになっています。ですからどこもそこそこ高いのです。

■Claridge'sは粉っぽい系のスコーン

Claridge'sのアフタヌーンティに話を戻します。スコーンには「粉っぽい系」と「もちもち系」の2種類がありますが、こちらのスコーンは「粉っぽさ」が特徴のもの。

画像出典:Claridge's 公式サイトのキャプチャ Copyright © Maybourne

山盛りのクロテッドクリームとジャムによって「しっとり感」が増すのが「粉っぽい」系のスコーンの美味しさの秘密です。

モチモチ系も私は大好きです。どちらが良いかは好みの問題。それぞれ美味しさは異なり、どちらも美味しいです。

■ケーキ類はモダンなテイストも盛り込んでいる

ケーキやスイーツ類は、時代やトレンドを反映するもの。Claridge'sのものは、伝統だけを追求してるのではなく、イマドキのデザインも楽しめる大変ファッショナブルなものです。

ロンドン観光の際に、「1度はアフタヌーンティ」と思う方は多いでしょう。5星ホテルのアフタヌーンティはどこも間違いがない美味しさ&優雅さを楽しめるのですが、ぜひこのClaridge'sのアフタヌーンティも候補に入れてみてくださいね。

画像出典:Claridge's 公式サイトのキャプチャ Copyright © Maybourne


エンベッド以外の使用画像はすべてClaridge'sのOfficial siteからのキャプチャです。Copyright © Maybourne

https://www.claridges.co.uk/



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