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心機一転
マインドをよい方向へもっていくために、何をしている?
そう訊くと、料理すると答える人もいれば、寝るという人もいて、趣味に励む、人と会って話す、食で満たす、美容に励む、香りで癒す、運動する、旅行する、瞑想する……とさまざまな答えが返ってくる。最近だとサウナと答える人も多い。
さらに数年に一度断捨離をする、仕事や住環境を変える、日々のルーティーンを見直すなど、時間や行動のスケールが大きかったり、全体の流れを整える人もいる。
これはインタビューの仕事で良くある質問なのだが、その答えは読み手のみなさんに都度お伝えすると同時に、個人的にも大いに参考にさせてもらっている。
特に2018年から2019年にかけては、フリーランスの仕事が軌道に乗っていたものの、自分のリズムと仕事とのバランスが取れない苦しい期間が続いた。身体が疲れやすく、ギシギシと痛み、精神的にも追い詰められやすかった。このままではフリーで働き続けることはできない。なんとかしないとと思い、ピンと来る答えが出たら片っ端から試していた。
そもそも、断捨離やマインドフルネスなどの方法に興味があるなら、最初からハウツー本を読むなりYouTubeを観るなりすればいい。しかし自分が求めているのは、「理想的なよい状態」になるための持続可能な方法を知ることだ。たくさんの情報の中から自分が良いと思う方法を見つけ出し、自分で方法論を編集していかなければならない。それ以前に、これぞという方法をピックアップするための感性も磨いておかなければいけない。面倒なことである。
だからすでに良い感性を持っていて、「よい状態」を生み出すシステムができている人に方法を訊く。そうすれば、あらかじめ絞りこんだ上で実践できるので効率がいい。話すことばに共感できて、魅力的だと感じる人が実践する方法は、積極的に取り入れた。
とはいえ、モデルケースをそのまま取り入れればいいというわけではない。カスタマイズくらい自分の力でやるべきだろう。やってみて心地いいと思ったら続けてペースを掴み、良くわからなかったら諦める。たまの気晴らし要素に分類するのもいい。これもまあまあ時間はかかるが、見つけたら後が楽だ。
この1年はパンデミックがあったおかげで、時間にゆとりのある生活をしていたので、さらに様々な方法を実践しやすくなった。取り入れて良かったと思ったのは、ヨガと朝食づくりである。ヨガは毎日やっていた頃と比べるとサボりがちになったが、1回で得られる爽快感と身体の変化がすごいので、1週間に数回はやっている。朝食はグラノーラ を自作している。単純にうまいし、自分の健康をコントロールできている感覚が得られるのがいいのかもしれない。
HPゼロの時に備えて、最低限の方法を抑えておくのも重要だ。これさえやっておけば明日の気分がリセットされること。最初は歯磨きかなと思ってデンタルケアアイテムばかり集めていたが、なんだかんだ自分にとっての正解は風呂につかることだったようだ。
生きている時間が長くなればなるほど、自分を活性化させるための条件がわかっていくから楽しい。
ということで、昨日の失敗から心機一転するためにも、風呂に入ろうと思う。
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