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【126】「小江戸川越」花と蔵の街紀行 2023.3.24

【111】【118】で紹介したほしおさなえさんの本に出てくる「小江戸川越」がすごく魅力的で一度行ってみたいと思っていたのですが、埼玉方面に車で行く用事ができたので、この際、前日に川越に1泊して見物しようということにしました。天気予報ではこの日は一日曇りで、実際に川越に着いた時には薄曇りから時々晴れになってきたという状況だったので、ホテルに車を置かせてもらって傘を持たずに出かけたのですが、これが大失敗、お昼を食べて外に出たら雨が降りだしていて、そのうち止むだろうと思っていたのが一向に降りやまず、大した雨ではなかったので傘は買わなかったので、結局断続的に強くなったり弱くなったりして降り続ける雨の顔色をうかがいながら軒から軒へ伝って歩くという羽目になりました。といっても暖かくて寒いというほどでもなくぬれねずみになるわけでもなく、小雨の川越もまた一興というものでもありました。

1 花の咲く街
 
川越の街を南から北に向かって歩いています。
 季節は春、街には色々な花が咲いているのでした。

ボケの花 10:20
花海棠 10:22

2 川越八幡宮
 
最初に出会ったのは川越八幡宮でした。

10:24
雪柳
昔風のお店発見  10:50

3 川越熊野神社
 ここは古事記にかかわる八咫烏天の鳥船やらが居て興味深い神社です。

熊野神社 11:20
八咫烏ー不思議な存在ですね

4 蓮馨寺

蓮馨寺  11:40
桜が見事でした

5 蔵造りの街並
 重厚な蔵のある街並みに入って来ました。

法善寺 遠くから一枚 12:01
雲行きが怪しくなってきました

6 時の鐘

時の鐘  12:11

7 菓子屋横丁
 お昼を食べて出てみると雨が降り出していました。
 雨の中を菓子屋横丁に向かいました。
 駄菓子屋さんが軒を連ねていて、お土産を沢山買い込んでしまいました。

雨が降ってきました 13:19
13:31
13:40

*お土産に最適はこれ、お薦めです
 買ったお菓子の中でコスパ最強だと思ったのはこの焼き芋羊羹です。大きさ不ぞろいの一粒約2.5㎝位の羊羹が12-13個くらい入っていて350円。結構食べ出があって、やきいもの味がしっかりしながら上品な甘さで羊羹の堅さもさっくりとほどよく期待以上に美味しくて気に入りました。駄菓子類で個包装されているのは珍しく、配りやすいのもメリットで職場への気軽なお土産に最適です。
もっと沢山買い込んでおけばよかったと思いました。

コスパ最強 焼き芋羊羹

8 札ノ辻から郭町へ
 
雨は本格的になってきました。

川越市役所 太田道灌像 14:03
14:04
モッコウバラ 14:05

9 川越氷川神社
 

10 新河岸川さくら祭り
 氷川神社の裏手を流れる新河岸川では桜まつりを開催中で氷川橋には沢山の人が集まっていました。

14:22
川鵜 

11 氷川神社から三芳野神社へ

川越城本丸御殿 14:57
三芳野神社 14:59

12 三芳野神社から郭町経由札ノ辻へ

大きな兎 15:11
郭町付近で桃のかき氷を食べました  15:26

13 蔵造りの町並みに戻り南下

15:52
16:10

14 大正浪漫夢通り

15 中央通りに戻り南下して帰路へ

蓮馨寺

16 熊野神社
 熊野神社まで戻ってみると暗くなり始めていて提灯に灯が入っていました。

16:17

16 川越の感想
 というわけで雨の川越の町を歩いた感想ですが、雨のせいでせわしなかったのはそれもまたよしで、桜の満開とも重なって楽しい時を過ごせました
 ただし観光地として採点すると5点満点で3.5位かな。
 魅力的なコンテンツは色々あるのだけれどかみ合っていないというか、どこもみな期待値より下回るというか、例えば蔵造りの町並みですが、面している道路がアスファルトで車がバンバン行き交っているのでゆっくり風情を楽しむことができない。大正浪漫夢通りも名前だけという感じで、当初観光など全然考えずに街づくりをしていたのが、急に火がついて観光客が押し寄せるようになり追いついていないという感じがします。難しいけど本気でやるなら、蔵造りの町並みでは道路は他に移し、江戸時代の土の道路に復元するとか、蔵の仮名も見学出来たらいいですね。夢通りも折角名前を付けたのなら竹久夢二や西城八十、宮沢賢治さんやら赤い鳥の復刻など、大正浪漫を集めた博物館:テーマパークを置くとか街灯をガス灯風にしたり、大正風の貸衣装屋さんを設けてその衣装の女性が歩いていたりとかになったらすごく魅力的になるのになあとか思いました。




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