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心打たれる音楽の話

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クラシック、フォークソング、演歌等、時代もジャンルも超えて心を捉える名曲、名演を紹介していきたいと思っています。
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記事一覧

【202】ワルター・ウィーンの黄金時代の「田園」SP盤の蓄音機再生音の豊かさにびっく…

 前回、前々回の【200】【201】で紹介したMahkun Yoshidaさまのステレオ化のサイトですが、実…

【201】ステレオ化された名演:(パパ)クライバーの1953年の「運命」 2024.4.24

 前回紹介したMahkun Yoshidaさまのサイトには、フルトヴェングラーの数々の名演の他にも、ト…

【200】パルジファル第一幕への前奏曲:1938年のフルトヴェングラー・ベルリンフィル…

1 最もブルックナー的な音楽は?:ワーグナー「パルジファル第一幕への前奏曲」について 私…

【190】哀悼 小沢征爾さん 2024.2.9

 2月10日の朝刊第1面で小澤征爾さんの訃報に接しました。  つい先日に、ユーチューブで…

【183】フルトヴェングラーのブルックナー8番が初めて心に響いた:この演奏はこんなに…

 夜、これから本を読もうとしたときに、何かBGMが欲しいと思い。なんとなくフルトヴェングラ…

【179】年越しはブルックナーの8番で:カラヤン1944年の演奏はなんて清新な心震える演…

1 年越しの夜 大晦日の夜に年越し蕎麦をつくって家族で食べて、部屋に戻った後、まだ寝る気…

【175】「お月さまいくつ」十四夜のお月様 2023.10.28

1 お月さまいくつの話 昨日28日は東京に出かけていました。  20時頃に帰ってきて駅から家に車で帰る途中、十四夜のお月様は煌々と明るく輝やいていて、あんまり綺麗だったので、車を停めて撮影しながらしばらく眺めていました。  お月つきさまいくつ。  十三(じふさん)七(ななつ)。  まだ年(とし)や若(わか)いな。  こんな童謡をご存じですか。  北原白秋さんの作だそうです。  昔、まだ小さかった頃、父に負んぶされてお月様を見たときに、嬉しくて、この歌を背中で歌いました。

【173】「ブルックナー交響曲第7番第2楽章アダージョ」ウィルヘルム・フルトヴェング…

1 フルトヴェングラーとブルックナー フルトヴェングラーは生前、ブルックナーを高く評価し…

【169】音楽の話:「都会の孤独と憂愁」アリス紗良オットさんのサティ、ドビュッシー…

 アリス紗良オットさんについては、ここで紹介するサティのグノシエンヌの演奏を聴いて以来、…

【164】音楽の話:すごいものに出会ってしまった! エスタス・トンネというギタリス…

 そのとき僕は何かをしながらユーチューブで何かの音楽を聴いていました。 その曲が終わって…

【161】音楽の話:スノウマン なんて美しい曲! Walking in the Air 2023.8.14

1 Walking in the Air 先日の【158】の記事ではケルティックウーマンの「You Raise Me Up」…

【158】音楽の話:「You Raise Me Up」は「明日に架ける橋」のアンサーソング!? 20…

1 ルーシー・トーマス姉妹 発端はルーシー・トーマスさんでした。   友人に「ルーシー・…

【159】音楽の話:マルチン・ハーケンスさんすごい 2023.7.24

前回、 マルチンハーケンさんのユーレイズミーアップを紹介しました。 今回はその続きを書きま…

【160】忘れ得ぬ光景:品川駅の地下道で出会った爺さんのこと 2023.7.29

 何十年か生きてきた人であれば、男性であっても女性であっても、誰しも忘れられない光景の一つや二つはお持ちのことでしょう。  人生の何らかの瞬間のある光景:喜びや悲しみや、痛切な後悔などを伴った光景を何度も思い起こすことがあるのではないでしょうか。  私にもそんな瞬間があります。  その頃私はまだ20代の後半で、東京の小金井に住んでおり、ある期間、品川にある会社に通っていました。  通勤経路は、小金井から中央線で新宿まで出て、山手線に乗り換えて品川まで行く、品川駅で港南口に