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【UW映画感想】#34『ホームアローン』【福島慎之介】

最後にホームアローンを観たのはいつですか。

なんとなくこんな話だったなぁぐらいしか記憶にないんじゃないですか。
家族に置いてけぼりにされたケビンが一人で強盗たちに立ち向かう...ぐらいしか記憶にないんじゃないですか。

クリスマスですから
いま、あらためて、観てください。

セリフや表情、動きまで全てにおいて大げさですし、伏線も伏線でわかりやすすぎる伏線。
もうこの後どうなるか大体予想がつく展開。

でもいいんです。それでいいんです。
ベタこそ至高。
なぜか心が動くんです。

役者の演技がどうとか、構図がどうとか、CGがすごいだの編集がうまいだのへったくれだの。
うるせぇよと。

“そんなことになるわけないだろ”ということに笑い、”そうなったらいいな”ということに泣き、最後には心が豊かになっている。
それでいいんですよ。それがいいんです。
それでこそ映画なんです。

いろんなことを知ってしまった大人が
いま観るべき映画だと思います。

メリークリスマス。


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