【UW映画感想】#29『クロニクル』【上田昌宏】
ある日、ひょんな事から超能力を手に入れた高校生3人組。初めはイタズラに使う程度だったが、力に溺れ、暴走し、破滅していく様を描いた物語。その3人が行き着く先とは…
また超能力ものかって思われるかもだけど、何の前情報もなくNetflixの新着に上がってたから、なんとなく観たら超能力ものでした。Netflixに嗜好が全部バレてる気がして怖くなった。
前半は、高校生3人の超能力を使った悪ノリがひどく、正直しんどいなぁって思いながら観てました。でも、こんなこと映画にできるのは、相当若い監督なのかなって調べてみたら、当時27歳の監督でした。
27歳でハリウッド映画撮ってるのヤバくない?
その2年後にファンタスティック・フォーの監督やってました。普通にヤバくない?
ラスト30分ぐらいの怒涛の展開と、壮大なバトルに発展していく尻上がりな感じが本当に期待以上で、棚からぼたもち的な感じで嬉しくて、気持ち悪いけど後半ニヤニヤしながら観てたと思う。
全然期待してなかったから、なお面白く感じれたのかもしれないけど、最初の1時間を過ぎたあたりから、おいおいそこまでやるんかよって、いきなりブチ上がっていく。EDMを聴いてる感覚に近いものがあったのかもしれない。
正直、観なくても人生損はしないけど、観ても損はないと思う。映画なんて全部そうか。