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【UW映画感想】#17『アンブレイカブル』【上田昌宏】

乗客・乗員131人が死亡する悲惨な列車事故が発生。その中でただ1人、デビッド(ブルース・ウィリス)だけが無傷で生き残った。なぜ、彼だけが生き残れたのか。思い返すと人生で一度も病気や怪我をしたことがなかったのだ。

イライジャ(サミュエル・L・ジャクソン)との出会いにより、デビッドに秘められた能力があることを自覚していく。コミックオタクのイライジャはデビッドにスーパーヒーローの素質があることを見抜いていた。

あらすじはこんな感じで設定だけみると、よくあるスーパーヒーローもののような気がする。しかし、シックス・センスの監督、M・ナイト・シャマランの手腕か、サスペンス風の演出で、少しずつ謎が解けていく展開が飽きさせない作りになっている。

最後までスーパーヒーローものということを感じないまま観終わった気がする。ヒーローものを別角度から掘り下げた新しいヒーローもの。2000年公開の映画だから、ダークナイトよりも前って考えると、当時はあんまり受け入れられなかったんじゃないかと言う気がする。

個人的には、サスペンスものが大好きなのでかなり好きな映画ではあるのだが、人によっては退屈に感じる映画でもありそう。とはいえ、M・ナイト・シャマランのお得意の衝撃のラストシステムも搭載しているので、最後まで楽しく観れることは間違い無いはず。

ヒーローものや能力者もののお話は、いくつになってもワクワクしてしまう。超能力者が出てくるだけで面白く感じてしまう節があると自覚はしてるつもり。

アンブレイカブルから続く三部作全部好きだけど、二作目のスプリットの方が好きなので、次回書くのは、スプリットにしようと思います。

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