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【UW映画感想】#30『ヒアアフター』【芳賀隆之】

わたくし、クリントイーストウッド監督が結構好きです。結構というか、かなり好きです。かなりというか、好きな監督3人あげろって言われても入ります。言われなくても好きです。
イーストウッドって、ワーナーブラザーズと終身専属契約を結んでるんですよね。そんで、ワーナーを始めとした映画会社には、新しい企画を通す時、グリーンライト会議ていうのがありまして。撮影所や映画館、広告宣伝、映画に関わる全部門の責任者が一堂に集まり、企画にゴーサインを出すか決める会議、要は企画の有無をグリーンライトに灯す大変コワイ会議。しかしこのグリーンライト会議を免除されてる監督が2人いまして。ノーランと、イーストウッドなのです。
過去にイーストウッドは、ミリオンダラーベイビーって映画でグリーンライト灯せなかったけど自主で資金集めて、無理やりしぶしぶワーナーから配給したら、見事大当たり。アカデミー4部門受賞。ここからワーナーはイーストウッドに何も言えなくなったらしいです。(※ホイチョイ的映画生活参照)

そんなイーストウッド作品の中で、全然記憶に残ってないのがこのヒアアフター。映画って大体まぁ忘れちゃうのが常だけど、みた次の瞬間には、もうほとんど心に何も残らなかった、イーストウッドには珍しい映画。見るなら断然、アメリカンスナイパーかグラントリノかミリオンダラーベイビーです。あ、リチャードジュエルもかなり面白い。イーストウッドは、キャスティングが5割って言ってて、まさにそれが証明された映画。またそのうちイーストウッド評をちゃんと書きますのでここらでご了承ください。

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