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100ワニの感想

100ワニ見ました。

 

ネットでは酷評で「紙芝居」、「オリキャラがウザい」、「睡眠時間」って言われていた。

結構な言われようで気になってみたくなり、­­見てみた。

こういう、あまのじゃくなことをする癖、ひねくれものみたいで辞めたい。

よくいる「見てないのに悪口いうのは違う、ちゃんと見て悪口いう」とかの変な考えで見るわけではない。

純粋に気になったから見る。悪口言ってやろうって気持ちで見る映画はあら捜しでしかなく、どんな映画もつまらなくしてしまう要因だと思う。

映画のネタバレを嫌う人の中では「面白かった」「つまらなかった」のような感想までも入れたくない人がいる。これはちょっとわかる。映画をよりプレーンな状態で見たい気持ちがそうさせるのだろう。

 

100ワニ、一時期すごい人気だったのにTwitterの漫画が終わった瞬間、映画化、グッズ化が発表されて、炎上してたよね。陰湿な嫌儲思想のオタクが荒らしてるだけだろって思ってるけど。

俺は100ワニ擁護派だからな、叩いてたオタクも、映画館の座席予約でワニって文字を作ったやつも許さない。

 

実際に映画館で上映してた頃、見に行こうとはした。しかし近くの映画館では朝の9時からの上映しかなく、「なんでせっかくの休みに早起きして100ワニ見にゃいかんのだ」っと思いあきらめた。いや、ワニは好きだよ、だけどさ、朝早く起きて見に行くかってなったら話は別じゃない?

 

アマプラで100ワニが配信されているのでそれで見た。

普通に面白かったよ。これはあまのじゃくじゃなくて、素直な感想。

あ、これからネタバレ含みます。

 

全体的な感想を言うと、映画の作画、音楽、声優の演技が物語と合っていて全体の雰囲気が完成している感じがした。作品の温度感が温い感じがしてぼーっと見てられる。

会話にも空白の時間が多い、引き延ばしや尺稼ぎではなく演出じゃないかなって思った。テンポの速い会話は100ワニの絵には合わないからな。

 

確かに見る人によっては退屈で苦痛かもしれないとは感じた。特に物語としての起こり(ワニの死)は開始30分経たないとない。

この物語はワニの死んでから進み始める。新キャラのカエルがあらわれて、ワニの友人たちにウザイからみをする。ワニの友人たちはこのカエルのことを遠回しに邪険に扱う。まあ、このカエルも結構ウザく、ノリの軽いお調子者だから視聴者目線でもまあまあウザいけど、カエルが距離を詰めようとしてくれているのに、故ワニの友人たちはそれを迷惑がっているのは、カエルがかわいそうに思える。

まあ、なんやかんやあってみんな仲良くなっていくんだけどね。よかったねカエル君。

 

別におすすめはしないかな、どうせお前らは100ワニはつまらないって思っているから、楽しめないだろうしな。っていうのは冗談で、それ抜きにしてもこれより面白い作品はいっぱいあるから別にって感じかな。でも言われてるほど酷い作品でもないのは確かだな。

 

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