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パッションだけで好きなミュージカルの話をする

文字通りです。
趣味:観劇と言っている建前、こんなテーマハッシュタグ見つけたら食いつくしかないじゃん、と記事一覧を見てみたらなんだかタイトルだけでめっちゃ真面目というか高尚そうな空気感が漂っていたので、敢えてこういう文章を書いてやろうと思いました。
「好き!!」というパッションだけでお話をします。ものによっては知識もごく浅いし、深い考察もしてません。

これを書く人のスペック

33歳女性。四季からグラミュから宝塚まで色々かじりながら、最近は2.5次元作品の鑑賞が中心。初めての観劇は、正直記憶にないレベルの年齢で劇団四季の子供向け(?)作品「ドリーミング(青い鳥)」。調べたら多分観たのは1994年のものだと思います。
両親がミュージカル好きだったというのが大きいですが、幼少期から四季や宝塚を観に連れて行ってもらえる環境ではありました。


好き①「エリザベート」

当時まだ未就学児であったことと東京の宝塚大劇場で観たことだけはっきりと記憶にありますが、他は正直あやふやです。未就学ってことはWiki見る限りだと雪組……なんだけど母親は星組贔屓してたはずなんだよな。そこがちょっとわからん。(90年代後半の宝塚作品に複数回連れて行かれていた記憶があるので、諸々混ざってるとは思います)
最初に挙げた理由は、現在ゲームやその他サブカルコンテンツを楽しむ上での性癖の根源がエリザのトートだから。今だから言えるけど、あんな執着と愛の物語を物心ついたかどうか怪しいレベルの年齢の子供に見せるもんではない。それだけは確か。情操教育にはよろしくない!笑 お陰で、それ以来「死」という概念には色々思考が振り回される人間に育ってしまいました。
大人になった今だからこそもう一度だけでも観たい作品。

好き②「キャッツ」

両親が揃ってお気に入りの作品なので何回連れて行かれたか覚えてないし、成人してからも首都圏で公演があると友達や父と観ている作品です。
推し猫はスキンブルシャンクス、マンゴジェリーとランペルティーザのカップル、シラバブ。ミストフェリーズは四季版だと完全に神童って感じですが、映画での描かれ方が好きだったな。
今でこそ四季はディズニー作品が多いからおすすめ度は下がってしまうけど、ミュージカルを初めて観るお子さんにはおすすめしたいかな〜、と思います。あるいはディズニー作品を経て2作目とか。細かいところは難しいかもしれないけれど、登場する猫たちを通じて受け取れるものは実り多いのでは。

好き③「オペラ座の怪人」

これまで観てきたのは四季版のみですが、なにしろ父の愛する作品なもので。
これもたぶん初めては小学生の頃で、シャンデリアが落ちてくる真下とかだった気がする……あの頃どうやってチケット押さえてたんだ。
わたしは俄然ファントム派。というか、どことなくエリザのトートに似通った何かを感じています。ラウルもかっこいいけどさ、愛されたいがゆえに歪んでいるキャラクターに魅力を感じてしまうんですよね……
とかなんとか言っていますが、一番好きな登場人物はマダム・ジリー。威厳の中にミステリアスさとどこか悲しみを秘めた佇まい、好きです。

好き④「サンセット大通り」

今気づいたけど3連続アンドリュー・ロイド・ウェバー作品だわ。
この作品は個人的にあの時代のハリウッドの雰囲気が好きなのでセットや衣装がとっても好み!というのが大きいです。
後半で発覚するノーマとマックスの関係性というか、マックスのあまりにも献身的(を通り越してもはやあれはエゴですかね)な愛がたまりません。
2020年上演の安蘭けいさん主演バージョンを観ましたが、圧倒されるばかりでした……ラストの邸宅から出ていくシーン、凄かった……


おまけ:2.5次元だっていいぞ!

ここまでいわゆるグラミュや四季、宝塚作品を挙げてきましたが、今わたしがメインで観ているのは2.5次元なので、そっちの話も。

・ミュージカル「テニスの王子様」
ハマって通っていたのは今から15年くらい前なのですが、テニミュなくして2.5次元は語れないと思うし、今やすっかり新人俳優の登竜門的存在になったなー、と思います。
ここから羽ばたいていく俳優さんを見つけて応援するのもあり、原作オタクとして好きなシーンを反芻するのもあり、楽しみ方はそれぞれありますが、テニミュから得られるキラキラ感は特別だと今でも思います。

・ミュージカル「刀剣乱舞」
メインで追いかけているコンテンツ。元々ゲームのユーザーなのですが、刀ミュはその進化が目覚ましいというか、2.5次元という括りで収まらないような作品や催しが増えて、休む暇がないと捉えるか生きる希望と捉えるか……笑
日本史がお好きな方なら、興味のある歴史の範囲から見てみるのは多いにアリだと思います。比較的引っかかりが少なく見やすいのは「三百年の子守唄」か「幕末天狼傳」かな……?

……と、色々書き散らしてみましたがいかがでしょうか。ビッグタイトルばかりなのでつまらんな〜という方は玄人の方でしょうね……
最後に、わりとよく「同じもの見て飽きないの」と聞かれることがあるのでそのお返事をば。

飽きないよ!!
なにしろ舞台はナマモノ、だからね。同じシーンを演じていたって、全てが全く同じ、なんてありえないんです。

観劇はいいぞ〜。楽しいぞ〜。
ただし、お財布はいつでも寒くなる。

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