第十章「みんなで炎上開発をしよう」
何度も行われる仕様の変更。開発終盤で発生するゲームの根本的な見直し。締め切りはそのままで、大きめな機能の追加。バグだらけでプログラマー本人すら確認していない実装。仕様書が無い。更新されていない。変更の共有が無い。引き継ぎが無い。ディレクターが離脱。疲弊していくプロジェクトチーム。膨れていく開発費。離れていくプロジェクトメンバー。
このような炎上開発を私は何度も体験しています。何とかしようと上層部に改善案を提出しているのですが、会社は行動どころか考えようともしません。