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企業分析ってどうやるの?

この疑問は、ここ最近私の心の中で渦巻いていたものだ――。


もう11月だし、企業分析を始めたほうがいいよね?

そう思ったのが最初。

でも……何からやればいいのか分からない!

IR情報を見ても数字ばかりでよく分からない!!

結果……分からないからどうしようということになる。

きっと多くの就活生がそういう状況に陥ったことがあるのではないだろうか。

そんな状況を打破してくれたのは、本日オンライン就活にて開催された

「人事に相談night」だ。

企業分析をどのようにやればいいのかを、実際の人事である西島悠蔵さんからお話を聞くというものである。(いつもお世話になっております)

そこで教わったことを全てではないが、一部紹介する。


業界研究は大枠を知るべし

企業研究の前に業界研究を知ろうという話である。業界を知らずに企業を知ることはできないと考えたほうがいいのだろう。

具体的には、どんな種類の会社があるのか・今どんな状況か・どんなホットなニュースが飛び交っているかを知る事ができれば上出来だ。

それを知るための媒体まで紹介してくれた。

業界動向.com https://gyokai-search.com/3-syosya.htm
Newspicks  https://newspicks.com/search?q=%E5%95%86%E7%A4%BE&t=top&nameVerified=false&subscriptionPlan=paid&membership=member

さて、では本題の企業研究はどのようにするのだろうか。


未来と現状間を知るべし

未来について簡単に言えば、「どんなビジョンを持っているか」だ。

方向性を考えれば良い。それは企業理念だったりとHPに載っていることが多いらしい。

次に、現状を考える。

○○という未来になりたいと考えているが、そもそも今がどんな状況かを知らなければ改善も何もない。

今どんな状況だから、こんな未来を考えているのか。

それを考えて行けば、企業分析はやりやすい。


さて、私はわざわざ「~間」と見出しを付けた。

つまり、未来、現在という点を追うだけではダメだということだ。

その間で何が起きそうか、まで考えなければならない。

ここで、新卒採用をする理由に繋がってくる。

新卒採用はなぜするのか。より利益のある人材が欲しいのならば、中途採用のほうがよっぽど良い。それなのに、手間を掛けて(育成して)まで新卒を入れる理由は何か。

1つとしてあげられるのは、自社の色に染めやすくするためというのがあるだろう。

もう1つは、「今後の未来に新しい考えで貢献してくれるから」だ。

先程、こんな未来にしたいというビジョンを企業は掲げると述べた。

そこに行き着くまでには、様々な問題が立ちふさがるだろう。

それを新しい目線で解決してくれるのは、新卒しかいない。

だからこそ、企業は新卒採用をするのだ。

よって、企業が求めるのはその未来に向かう間で出てくる問題を解決してくれるような新卒が欲しいのであるから、その問題の想像はしておかなければならないということになる。


と、ここまでが西島さんがおっしゃっていたことの概略だ。

正直、企業研究がここまで大変なものだとは思わなかった。

「自分は使える人間です!」と伝えるには相手と自分への相当な理解が必要ということになる……。

……正直やりたくない……。

とはいえ、漠然と競合他社と比較しろと言われるわけではなく、きちんとその会社と向き合う方法を教えて頂いたことに今とても感謝している。

本当にありがとうございました。

ここ最近の私の中にあった疑問を解消することができました――。




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