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【FRJ2024 オンデマンドセッション#8】事例をたくさん知った上で、自分たちの活動に活かす。海外事例も取り入れてみませんか?

FRJ2024のオンデマンドセッションを視聴して、ネタバレがないよう、感じたこと・考えたことを書き留めています。

8つめに視聴したのは、『オーストラリアの事例から学ぶファンドレイジング・ティップス』です。こちらは、細貝朋央(フリーランス・ファンドレイザー)さんがお話されています。

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いろんな取り組み事例を知ることはとても良いこと

オーストラリアの事例にフォーカスをあてたセッションになりますが、これを聞くまではオーストラリアの基礎情報すら知らなかったのですが、人口が日本よりも1億人も少ないことにいちばんびっくりしました。GDP比における個人寄付の割合などがよくフォーカスされたりしますが、人口における個人寄付の割合って、日本はオーストラリアや欧米諸国と比較してどうなんだろうか、と思ったところです。

日本は人口が世界的に見ても多いはずで、人が多いということはそれだけ社会問題も多くなるのかなと思ったり、社会問題が多いということは非営利活動も多かったりするのかなと感じます。その割には、日常生活においてチャリティーイベントに参加するだったり、ボランティアスタッフとして休日を過ごしたりする機会っていうのは少ない気もしています。

もしかすると日本人は、自分がどう生きていきたいのか、こんなポリシーを持って過ごしたいとか、そういう生きる上での行動指針というものを考える機会自体が少ないのかなと思ったりもします。営利・非営利かかわらず、仕事をして、誰かを対象としたモノづくり・サービス提供などに携わっている人たちは、何かしら社会に良いことをしているはずで、そういった観点からも評価を受けることで、もっと自分がどんなキャリア、どんな年齢の重ね方をしてみてもいいかなと、セッション視聴後この記事を書きながら考えているところです。

チャリティショップを真似していきたい

セッションの内容で個人的に着目したのは、opportunity shop / charity shop というものです。衣料品や生活雑貨などまだ使用できるものを寄付いただき、それらを販売することで非営利団体の活動資金に充当するというお店です。セッション内では、日本では中古品販売店が多くあって、そのまま展開するのは難しいかもしれない、と説明がありましたが、そんなこともないんじゃないかなと思ったりもします。

双子や三つ子なんかは、同時にいろいろな出費が重なるという点からも、すぐ大きくなって着れなくなってしまうような服、子ども用のいすだったり、移動手段の道具だったり、いろいろなものを安く仕入れたいというニーズがあります。双子ベビーカーなんかをジモティとかでおゆずりしているケースもちらほら見かけます。

買ったけど捨ててしまうもの、無償で譲渡するもの、をうまいことチャリティショップに寄付いただくことで、それらを多胎支援の活動資金に充当できるというのは、社会全体を考えても素敵なサイクルになるんじゃないかなと思いました。(そもそも、団体の代表はずっと昔からその構想があって、やっぱり先見の明がある人だなと再確認したところでもあります。正直、日本の他団体ではあまり無償で引き取った寄贈品を販売するという形態をとっているところが少なく、何か法的にまずかったりするのかなーと足踏みを個人的にしていたのですが、そんなことは気にしなくてよさそうにいまは思えています)

というところで、オンデマンドセッションではいろんな事例紹介もあるので、まだ見ていないセッションがより一層楽しみになってきました。全部で47セッション本当に視聴できるのか、まだまだ残っていますが、がんばっていこうと思います。

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