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2022.07.20。かけがえのない第一子を、稽留流産しました。 それから。次から次に…

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2022.07.20。かけがえのない第一子を、稽留流産しました。 それから。次から次に溢れ出てくる気持ちを、言葉を、とどめておくことができなくて。 そっと、この場所に綴っていくことにしました。 アメリカの西海岸に住んでいます。

最近の記事

励ましにならない、励まし。

「流産は、実は、多くの女性が経験しているよ。」 「毎回の妊娠で、15〜30%が流産してしまうみたいだよ。」 みたいな励ましコメントは、私にとって、全くもって励ましにならない。 そして、そう口にするのは、今まで私の周りでは男性だった。 もしかしたら女性の中でも、その言葉に納得感が得られたり、励まされる人もいるかもしれない。 それなら、それでいいんだ。みんなの心が癒されるのが一番だから。 ただ。私はどうしても、この考え方に引っかかってしまう。 一人ひとりのママたちは、かけがえ

    • 初めてのエコーと宣告

      今から3日前に、アメリカで稽留流産の手術を受けた。 遡る、その一週間前の、初めてのエコーでは、不穏な雰囲気が漂っていた。 検査技師は、何も言葉を発せず。 私は、ただ食い入るように、エコーの画面を見つめていた。 赤ちゃん、どこ。 私の赤ちゃん、どこ。 なかなか映らなかった。 でも。 子宮の黒洞の中で、赤ちゃんを捉えた瞬間があった。 あっ、と思った。 小さかった。 信じられないくらい、小さかった。 小さい。けど、動いてる。 心臓だ。 一生懸命、生きてる。 可愛い…

    励ましにならない、励まし。